特許
J-GLOBAL ID:200903058103366660

エチレングリコール回収法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518464
公開番号(公開出願番号):特表平8-508011
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】本発明は、ポリエチレンテレフタレートの製造で生成した使用済みグリコールからエチレングリコールを回収するための改良方法である。使用済みグリコールは、金属酸化物触媒残留物、低分子量テレフタレートオリゴマー、ジエチレングリコール、及び他の微量不純物からなるのが典型的である。本発明の改良された方法は、使用済みグリコールの温度を上昇させると低分子量オリゴマーの溶解度が増大し、その結果低分子量オリゴマーをエチレングリコールに溶解することができ、更に上昇させた温度で使用済みグリコールをフィルター(5)、活性炭(6)、及び陽イオン(7)、陰イオン(8)、及び混合樹脂(9)のイオン交換床に通し、金属酸化物触媒、着色形成不純物、及び他の微量不純物を除去することができると言う原理に基づいている。
請求項(抜粋):
テレフタル酸又はジメチルテレフタレートを過剰のエチレングリコールと反応させてジヒドロキシエチルテレフタレートを形成し、そのジヒドロキシエチルテレフタレートを金属酸化物触媒の存在下で重合し、ポリエチレンテレフタレートを形成し、金属酸化物触媒、陽イオン不純物、陰イオン不純物、低分子量テレフタレートオリゴマー、エチレングリコール、及びジエチレングリコールを含む使用済みグリコールが形成される、ポリエチレンテレフタレートの製造で形成された該使用済みグリコールからエチレングリコールを回収する方法において、 (a) 前記使用済みグリコールの温度を、前記低分子量テレフタレートオリゴマーを可溶化するのに充分な温度へ上昇し、 (b) 前記上昇させた温度の前記使用済みグリコールを、前記金属酸化物触媒を除去することができるイオン交換媒体に通し、そして (c) 前記使用済みグリコールを蒸留して、エチレングリコール、ジエチレングリコール、及びテレフタレートオリゴマーを回収する、工程からなる回収法。
IPC (13件):
C07C 27/28 ,  B01D 3/14 ,  B01D 15/08 ,  C07C 29/76 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/20 ,  C07C 41/36 ,  C07C 43/10 ,  C07C 67/03 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/82 ,  C08G 63/183 NMH ,  C08G 63/88 NLT
FI (13件):
C07C 27/28 ,  B01D 3/14 A ,  B01D 15/08 ,  C07C 29/76 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/20 A ,  C07C 41/36 ,  C07C 43/10 ,  C07C 67/03 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/82 B ,  C08G 63/183 NMH ,  C08G 63/88 NLT

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