特許
J-GLOBAL ID:200903058104459750

開口付き中空コンクリートケーソンの曳航時安全制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 雅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-157764
公開番号(公開出願番号):特開2009-299413
出願日: 2008年06月17日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】開口があるコンクリートケーソンを、波浪の高い、また潮流の早い外洋の曳航に際しても、転覆や作業員の海中転落などの事故がなく、安全に曳航することができる曳航時安全制御装置の提供。【解決手段】ケーソンの外壁面の開口15を止水仮蓋17によって閉鎖するとともに各隔室14の上面開口を上面仮蓋によって閉鎖し、各隔室内14に、それらの内部に侵入した水を排出するための排水ポンプ及び水位センサをそれぞれ設置し、ケーソン上に前記排水ポンプの作動・停止を制御するケーソン上制御機器30を設置するとともに、別の支援設備にケーソン上制御機器を遠隔的に操作する支援設備上制御機器を設置し、各水位センサによる計測値を、無線LANを介して支援設備上制御機器に送信し、コンピュータによって異常・正常状態を監視し、異常状態発生時に支援設備上制御機器から前記ケーソン上制御機器に排水ポンプ始動、及びその後の正常状態回復時の排水ポンプ停止のための指示信号を発信して異常発生個所の排水ポンプを制御させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部が隔壁によって仕切られた複数の隔室を有するとともに、外壁面に内部に通じる開口を有するコンクリートケーソンを水面上に浮かべて曳航するに際し、 前記コンクリートケーソンの前記外壁面の開口を止水仮蓋によって閉鎖するとともに前記各隔室の上面開口を上面仮蓋によって閉鎖し、 前記各隔室内に、それらの内部に侵入した水を排出するための排水ポンプ及び水位センサをそれぞれ設置し、 前記コンクリートケーソン上に前記排水ポンプの作動・停止を制御するケーソン上制御機器を設置するとともに該コンクリートケーソンとは別の支援設備に前記ケーソン上制御機器を遠隔的に操作する支援設備上制御機器を設置し、 前記各水位センサによる計測値を無線LANを介して支援設備上制御機器に送信し、該支援設備上制御機器に備えたコンピュータによって異常・正常状態を監視し、異常状態発生時に支援設備上制御機器から前記ケーソン上制御機器に排水ポンプ始動、及びその後の正常状態回復時の排水ポンプ停止のための指示信号を発信して異常発生個所の排水ポンプを制御させるようにしてなる開口付き中空コンクリートケーソンの曳航時安全制御装置。
IPC (2件):
E02D 23/02 ,  E02B 3/06
FI (2件):
E02D23/02 B ,  E02B3/06 301
Fターム (4件):
2D118AA11 ,  2D118AA30 ,  2D118BA03 ,  2D118FB12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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