特許
J-GLOBAL ID:200903058108019640

チップ型圧電共振部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▼崎▲ 主税 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275287
公開番号(公開出願番号):特開平8-139561
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 小型化が容易であり、かつ容易に製造可能なすべりモードを利用したエネルギー閉じ込め効率に優れたチップ型圧電共振部品を得る。【構成】 ベース基板101上に、導電性接着剤103,104を用いて圧電共振子102を固定し、ベース基板101に対してキャップ材117を圧電共振子102を囲撓するように固定してなり、圧電共振子102が、長辺の長さがb、短辺の長さをa、構成材料ポアソン比をσとしたときに、比b/aが、【数1】を中心として±10%の範囲内とされている圧電共振部108を有するすべりモードを利用したエネルギー閉じ込め型圧電共振子により構成されているチップ型圧電共振部品。
請求項(抜粋):
ベース基板と、ベース基板上に直接または間接に固定された圧電共振子と、前記ベース基板上に固定された圧電共振子を囲撓するようにベース基板に固定されたキャップ材とを備え、前記圧電共振子が、長辺と短辺とを有する一対の対向し合っている矩形の面を有し、かつある方向に分極処理された圧電体と、前記圧電体の外表面において所定距離を隔てて配置されており、かつ前記分極方向に直交する方向に電圧を印加するための第1,第2の共振電極とを備え、前記圧電体の前記矩形面の長辺の長さをb、短辺の長さをa、圧電体を構成している材料のポアソン比をσとしたときに、比b/aが、【数1】(但し、nは整数)を満たす値を中心として±10%以内の範囲とされている、すべりモードを利用した圧電共振子であることを特徴とする、チップ型圧電共振部品。
IPC (2件):
H03H 9/17 ,  H03H 9/02

前のページに戻る