特許

J-GLOBAL ID：200903058114175777

熱可塑性樹脂用着色剤

発明者： 伊賀瀬 勉 ,  鈴木 治
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-128409
公開番号（公開出願番号）：特開平9-310008
出願日： 1996年05月23日
公開日（公表日）： 1997年12月02日
要約：

【要約】【目的】 ポリエステル、ポリアミドその他の熱可塑性樹脂成形品、特にフィルム、繊維等の着色(原液着色)に用いるための、顔料分散が良好で、着色力に優れ、成形機フィルターの目詰まりの少ない着色剤を提供する。【構成】 担体樹脂として、多塩基芳香族酸の少なくとも一種を含む、酸価が1.0以下、水酸基価が5.0以下、揮発減量が3.0重量%以下、融点が100〜250°Cの固形ポリエステルを用いる。【効果】 少量の着色剤の使用で高い着色濃度が得られ、また着色剤の濾過性能がよいので着色物の成形工程におけるフィルター交換頻度が少なくて済む。それによって着色成形品の生産性及び収率が向上し、材料ロスによる産業廃棄物の削減が果たせる。

請求項（抜粋）：

融点が100〜250°Cの固形ポリエステル(A)と顔料(B)を含有する熱可塑性樹脂用着色剤であって、固形ポリエステル(A)が多塩基芳香族酸を少なくとも1種含有し、併せて一塩基芳香族酸を一種以上含んでも良い酸成分と、1価アルコールを併せて含んでも良い多価アルコール成分とから得られるポリエステル化合物であり、その酸価が1.0以下、水酸基価が5.0以下、揮発減量(300°C)が3.0重量%以下であることを特徴とする熱可塑性樹脂用着色剤。

IPC (7件)：

C08L 67/00 LPD ,  C08L 67/00 LPA ,  C08L 67/00 LPG ,  C08J 3/22 ,  C08K 3/00 KJQ ,  C08K 5/00 KJT ,  D01F 1/04

FI (7件)：

C08L 67/00 LPD ,  C08L 67/00 LPA ,  C08L 67/00 LPG ,  C08J 3/22 ,  C08K 3/00 KJQ ,  C08K 5/00 KJT ,  D01F 1/04