特許

J-GLOBAL ID：200903058116644995

吸収冷凍機の冷房運転方法

発明者： 中村 宏樹 ,  白石 照雄 ,  藤本 正和 ,  遠藤 哲也
出願人/特許権者： 株式会社荏原製作所
代理人 (1件)： 熊谷 隆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-031091
公開番号（公開出願番号）：特開平10-213358
出願日： 1997年01月30日
公開日（公表日）： 1998年08月11日
要約：

【要約】【課題】 冷却水ポンプの循環水量を設定制御温度と実際の冷却水出口温度の偏差に応じて設定温度になるように制御することにより、冬期等に該冷却水温度が過度に低下したときでも安定した冷房運転をすることができる吸収冷凍機の冷房運転方法を提供すること。【解決手段】 吸収冷凍機の冷房運転方法において、冷却水の凝縮器出口温度及び吸収器入口温度を検知する冷却水入口温度センサ25、25を設け、吸収冷凍機の起動時に冷却水の吸収器入口温度が低いときは、冷媒ポンプ7の運転を遅らせるようにし、冷却水配管6を通る冷却水の循環水量を設定制御温度と実際の冷却水出口温度の偏差に応じて設定温度になるように制御する。

請求項（抜粋）：

再生器、吸収器、蒸発器、凝縮器及びそれらを連絡する溶液通路、冷媒通路を有し吸収サイクルを形成すると共に、前記吸収器と前記凝縮器と冷却塔を連絡する冷却水配管を有し冷却水ポンプで冷却水を循環させるように構成し、前記蒸発器の冷媒循環用の冷媒ポンプ、前記再生器に入熱する熱量を制御するための加熱弁、前記蒸発器と負荷側を連絡する冷温水配管に設けた冷水ポンプ、前記冷却水ポンプを制御して冷却水循環量を制御する制御機器を具備する吸収冷凍機の冷房運転方法において、前記冷却水の前記凝縮器出口温度及び吸収器入口温度を検知する冷却水出入口温度センサを設け、前記吸収冷凍機の起動時に冷却水の吸収器入口温度が低いときは、前記冷媒ポンプの運転を遅らせるようにし、前記冷却水配管を通る冷却水の循環水量を設定制御温度と実際の冷却水出口温度の偏差に応じて設定温度になるように制御することを特徴とする吸収冷凍機の運転方法。

IPC (2件)：

F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00

FI (2件)：

F25B 15/00 306 X ,  F25B 15/00 306 U