特許
J-GLOBAL ID:200903058119100937

無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-141083
公開番号(公開出願番号):特開平7-004508
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 変速アクチュエータの操作量に応じて変速制御油圧を作り出す油圧サーボ機構を有する無段変速機の変速制御装置において、個体差や経時変化等によってフィードフォワード特性が変化した場合でも目標値が急変する変速時に目標値に対する実際値の収束応答性の確保を図ること。【構成】 偏差がゼロ近傍である時のフィードバック操作量を補正操作量として記憶する補正操作量記憶手段iを設け、フィードフォワード操作量とフィードバック操作量と補正操作量とを加算したアクチュエータ操作量とするアクチュエータ操作量演算手段jを設け、演算されたアクチュエータ操作量により変速制御を行なう変速制御手段kを設けた。
請求項(抜粋):
外部からの指令により操作される変速アクチュエータと、前記変速アクチュエータの操作量に応じて変速制御油圧を作り出す油圧サーボ機構と、前記油圧サーボ機構からの変速制御油圧の油圧力によって伝達トルクの反力を受けながら無段階に変速比が制御される無段変速機と、少なくとも機関負荷と車速により目標値を設定する目標値設定手段と、設定された目標値からフィードフォワード操作量を演算するフィードフォワード操作量演算手段と、目標値にかかる状態量を実際値として計測する実際値計測手段と、設定された目標値と計測された実際値との差をを演算する偏差演算手段と、演算された偏差に基づきフィードバック操作量を演算するフィードバック操作量演算手段と、偏差がゼロ近傍である時のフィードバック操作量を補正操作量として記憶する補正操作量記憶手段と、フィードフォワード操作量とフィードバック操作量と補正操作量とを加算してアクチュエータ操作量とするアクチュエータ操作量演算手段と、アクチュエータ操作量が得られる制御指令を前記変速アクチュエータに出力する変速制御手段と、を備えていることを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 15/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-150553

前のページに戻る