特許
J-GLOBAL ID:200903058120918692

発光装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347927
公開番号(公開出願番号):特開平5-258859
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 有機エレクトロルミネセント多色画像表示装置とその製造方法を開示する。【構成】 該装置は、交差しているファイル(行と列)で配置された複数の発光画素でできている画像表示配列を含有する。各画素は、基板上に光透過性第一電極と、エレクトロルミネセント媒体と、上に重なっている第二電極とを有する。電極は従来のX-Yアドレシングパターンで画素を接続している。各画素内の有機エレクトロルミネセント媒体は、各々が異なる色相で発光できる少なくとも二つの二次画素を形成している。各画素は、二つの二次画素を分割している境界に沿って配置された壁を含有する。該壁の高さは有機エレクトロルミネセント媒体の厚さよりも大きい。第一電極と第二電極のうちの一方は、横方向に間隔をあけて配置された少なくとも二つの素子に分割されており、その各々が同じファイル内で有機エレクトロルミネセント媒体の二次画素部分を接合している。
請求項(抜粋):
交差している2組の平行ファイル内に配置された複数の発光画素から成る画像表示配列を含んで成る発光装置において;第一組の平行ファイル内の画素が行を形成し、また第二組の平行ファイル内の画素が列を形成しており;各々の画素は、共通の電気絶縁性の光透過性基板上に配置されており;一方の組の平行ファイルの同じファイル内の各画素は、基板上に配置された共通の光透過性第一電極手段を含有し、且つ該手段によって接合されており;一方の組の隣接ファイル内の第一電極手段は、基板上で横方向に間隔をあけて配置されており;有機エレクトロルミネセント媒体は該第一電極手段の上に重ねられており;残りの組の平行ファイルの同じファイル内の各画素は、該有機エレクトロルミネセント媒体上に配置された共通の第二電極手段を含有し、且つ該手段によって接合されており;残りの組の隣接ファイル内の第二電極手段は、該有機エレクトロルミネセント媒体上で横方向に間隔をあけて配置されており;各画素中の有機エレクトロルミネセント媒体は、各々が異なる色相の光を発することができる少なくとも二つの二次画素領域を形成し;各画素には、二つの二次画素領域を分離している境界に沿って配置された壁が設けられ;該壁は、該有機エレクトロルミネセント媒体の厚さを上回る高さを有し、且つ隣接した二次画素領域に陰を与えることができ;そして特定の組の画素の各ファイルにおいて、前記第一電極手段及び前記第二電極手段の一方は、各々が同じファイル内のエレクトロルミネセント媒体の二次画素部分を接合している少なくとも二つの横方向に間隔をあけて配置された素子へ分割されている、多色画像表示が可能であることを特徴とする発光装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-250583
  • 特開平4-051494
  • 特開平2-037385

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