特許
J-GLOBAL ID:200903058127800794

メタノールのカルボニル化による酢酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-131790
公開番号(公開出願番号):特開平5-306253
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 低い反応圧力下で触媒を高活性に保持して反応を効率的に行わせ、副反応を抑制した副生物含有率の少ない酢酸の、経済的な製造方法を提供する。【構成】 ロジウム含有固体触媒及びヨウ化メチルの存在下、酢酸又は酢酸メチル溶媒中でメタノールと一酸化炭素を反応させて酢酸を生成させる方法であって、(i)ロジウム含有固体触媒として、架橋度が10%以上でピリジン環を樹脂構造に含む不溶性樹脂にロジウムを担持させたものを用い、(ii)反応器内溶液のカルボニル化度Ac(I)が0.15以上であり、(iii)反応生成液の含水濃度Cw(II)が0.5〜10wt%であり、(iv)反応系における一酸化炭素分圧が7〜30kg/cm2でかつ全反応圧が15〜60kg/cm2Gであり、(v)反応温度が140〜250°Cであることを特徴とするメタノールのカルボニル化による酢酸の製造方法。
請求項(抜粋):
ロジウム含有固体触媒及びヨウ化メチルの存在下、酢酸及び酢酸メチルの中から選ばれた有機溶媒を含む反応溶媒中でメタノールと一酸化炭素を反応させて酢酸を生成させる方法であって、(i)ロジウム含有固体触媒として、架橋度が10%以上でピリジン環を樹脂構造に含む不溶性樹脂にロジウムを担持させたものを用いること、(ii)反応器内溶液のカルボニル化度Ac(I)が0.15以上であること、(iii)反応生成液の含水濃度Cw(II)が0.5〜10wt%であること、(iv)反応系における一酸化炭素分圧が7〜30kg/cm2でかつ全反応圧が15〜60kg/cm2Gであること、(v)反応温度が140〜250°Cであること、を特徴とするメタノールのカルボニル化による酢酸の製造方法。
IPC (4件):
C07C 53/08 ,  B01J 31/30 ,  C07C 51/12 ,  C07B 61/00 300

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