特許
J-GLOBAL ID:200903058132205900

自然循環型ボイラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306133
公開番号(公開出願番号):特開平9-145007
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】給水循環の脈動や蒸気ドラム内の液面の水位変動を抑制して、ボイラの運転安定性を向上させるる。【解決手段】高熱ガスGの流路上に設けられた少なくとも一本の伝熱管1を有し伝熱管1内の給水の熱交換作用により給水を蒸発させる蒸発部と、伝熱管1より鉛直上方に配設され伝熱管から送られた給水内の蒸気成分を分離する蒸気ドラム2と、伝熱管1と蒸気ドラム2を連通状に接続する上昇管4を有し上昇管4を介して伝熱管1内の給水を蒸気ドラム2へ送る第1の接続配管部と、蒸気ドラム2と伝熱管1とを連通状に接続する降水管5を有し蒸気ドラム2により蒸気成分が分離された給水を降水管5を介して伝熱管1に供給する第2の接続配管部とを備え、伝熱管及び上昇管の内の少なくとも一方の配管と降水管5との間の給水の密度差を利用して給水を自然循環させる自然循環型ボイラ。降水管5を、上昇管4の内側に軸方向に沿って配置して二重管を構成している。
請求項(抜粋):
高熱ガスの流路上に設けられた少なくとも一本の蒸発用配管を有し当該蒸発用配管内の流体の熱交換作用により当該流体を蒸発させる蒸発部と、前記蒸発用配管より鉛直上方に配設され当該蒸発用配管から送られた流体内の蒸気成分を分離する分離部と、前記蒸発用配管と前記分離部を連通状に接続する第1の配管を有し当該第1の配管を介して当該蒸発用配管内の流体を前記分離部へ送る第1の接続配管部と、前記分離部と前記蒸発用配管とを連通状に接続する第2の配管を有し当該分離部により蒸気成分が分離された流体を当該第2の配管を介して当該蒸発用配管に供給する第2の接続配管部とを備え、前記蒸発用配管及び前記第1の配管の内の少なくとも一方の配管と前記第2の配管との間の流体の密度差を利用して当該流体を自然循環させる自然循環型ボイラにおいて、前記第1の配管及び前記第2の配管の内の一方の配管を、他方の配管の内側に軸方向に沿って配置して二重管を構成したことを特徴とする自然循環型ボイラ。
IPC (2件):
F22B 37/14 ,  F22B 1/18
FI (2件):
F22B 37/14 ,  F22B 1/18 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-254397
  • 特開昭63-058002

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