特許
J-GLOBAL ID:200903058136054507

エコー抑圧方法及び装置並びにエコー抑圧プログラムが記憶されたコンピュータに読取り可能な記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-254411
公開番号(公開出願番号):特開平11-331046
出願日: 1998年09月08日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 ダブルトーク中のエコー経路の変動に対して、送話音声を歪ませたり、音切れさせることなく、聴感上十分にエコーを抑圧する。【解決手段】 受話信号が時間変動するエコー経路伝達関数のエコー経路を伝搬してエコー信号として送話信号に重畳された送信信号に対し、受話信号と送信信号を変換し、送話信号が含まれない状態における送信信号及び受話信号の各短時間スペクトルを用いてエコー経路伝達関数の振幅周波数関数を算出し、振幅周波数関数及び送信信号と受話信号の各短時間スペクトルを用いてエコー信号と送話信号の各短時間スペクトルの振幅特性値を推定し、エコー信号と送話信号と送信信号との各短時間スペクトルの振幅特性値に基づく演算式を用いてエコー抑圧ゲインを算出し、エコー抑圧ゲインを送信信号の短時間スペクトルに乗算することによりエコー信号を抑圧する。
請求項(抜粋):
受話信号x(k)が時間変動するエコー経路伝達関数h(k)のエコー経路を伝搬し、エコー信号b(k)として送話信号s(k)に重畳された送信信号y(k)に対し、該送信信号y(k)に重畳されたエコー信号b(k)を抑圧する方法であって、受話信号x(k)及び送信信号y(k)を短時間スペクトルにそれぞれ変換し、送話信号s(k)が含まれない状態における送信信号y(k)の短時間スペクトル及び前記受話信号x(k)の短時間スペクトルを用いてエコー経路伝達関数h(k)の振幅周波数関数を算出し、該振幅周波数関数並びに送信信号y(k)の短時間スペクトル及び前記受話信号x(k)の短時間スペクトルを用いて、以降の時刻におけるエコー信号b(k)の短時間スペクトルの振幅特性値及び送話信号s(k)の短時間スペクトルの振幅特性値を推定し、該エコー信号b(k)の短時間スペクトルの振幅特性値及び送話信号s(k)の短時間スペクトルの振幅特性値及び送信信号y(k)の短時間スペクトルの振幅特性値に基づく演算式を用いてエコー抑圧ゲインG(ω)を算出し、該エコー抑圧ゲインG(ω)を送信信号y(k)の短時間スペクトルに乗算することによりエコー信号b(k)を抑圧することを特徴とするエコー抑圧方法。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 3/56 ,  H04R 3/02
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 3/56 Z ,  H04R 3/02

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