特許
J-GLOBAL ID:200903058139042976

撓み噛み合い式歯車装置の剛性内歯歯車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109035
公開番号(公開出願番号):特開平9-291984
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 撓み噛み合い式歯車装置の剛性内歯歯車を、トルク伝達特性、強度、耐摩耗性等を損なうことなく軽量化すること。【解決手段】 撓み噛み合い式歯車装置の剛性内歯歯車は、内歯が形成された歯部材と、環状本体部材とを接合して一体化することにより構成されている。歯部材は、強度、耐摩耗性に優れた鉄系あるいは銅系の材料から製造され、環状本体部材はアルミニウム合金等の軽量な材料から製造されている。これらの部材は、歯部材の側に回り止めを設けておりき、これを環状本体部材によって鋳込むことにより、あるいは回り止めを形成した歯部材を環状本体部材に圧入することにより一体化してある。従って、相応の部材が確実に一体化されて大きなトルク伝達を行なうことができ、また、従来に比べて軽い剛性内歯歯車を実現できる。
請求項(抜粋):
環状の剛性内歯歯車と、環状の可撓性外歯歯車と、当該可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて前記剛性内歯歯車に部分的に噛み合わせると共にこれらの噛み合わせ位置を周方向に移動させる波動発生器とを有する撓み噛み合い式歯車装置において、前記剛性内歯歯車は、環状本体部材と、内歯を備えた歯部材とを有し、外周面あるいは環状端面に回り止めを形成した前記歯部材を前記環状本体部材によって鋳込むことにより、これらの部材が接合されて一体化されていることを特徴とする剛性内歯歯車。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-165990
  • 特開平2-107721
  • 特開平2-084281
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-165990
  • 特開平2-107721

前のページに戻る