特許
J-GLOBAL ID:200903058141817942

時計用年間カレンダ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-198086
公開番号(公開出願番号):特開平9-105783
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 31日の月の表示と30日の月の表示とを切換え可能な年間カレンダ機構を提供することを目的とする。【解決手段】 表示窓(3)を有する日リング(1)を具えた時計である。日リング(1)は各月の終わりに12又は24個の外歯(9)と5個の内歯(10)を有する年リング(8)を駆動可能な係合手段(12,13)を具えている。カレンダ駆動歯車セット(6)は日リング(1)を駆動可能な第1フィンガ(7)と年リング(8)を駆動可能な第2フィンガ(11)とを具えている。日数が30日の月の終わりには、年リング(8)の前記5個の内歯(10)の一つが第2フィンガの経路上に出現し、該リングをその進行途中で駆動するので、該リングは駆動車となり、係合システム(12,13)を介して日リング(1)を次の月の最初の日まで進行させる。2月の終わりには、手動での修正が必要である。
請求項(抜粋):
内面に31個の内歯(2)を具え、毎月の日に対応する31個の数字(3)が付与され、それが文字盤(5)に設けられた窓(4)を通じて順次に現れる日リング(1)と、24時間で一回転するカレンダ駆動歯車セット(6)とを具え、前記駆動歯車セットが、内歯(2)の一つを介して一日に一ステップずつ前記日リング(1)を駆動することのできる第1フィンガ(7)を有すると共に、カレンダの表示を制御するように構成された時計用年間カレンダ機構であって、日リング(1)と重なって配置され、一年に一回転し、年間の12ヵ月に対応する位置に設けられた外歯(9)と、31日より少ない日数の月に対応する位置に設けられた5個の内歯(10)とを具えた年リング(8)を具え、該年リング(8)は日リング(1)に対して偏心してカレンダ駆動歯車セット(6)に隣接し、31日より少ない日数の月の終わりにカレンダ駆動歯車セット(6)の第2フィンガ(11)によって作動せしめられ、該第2フィンガ(11)は年リング(8)の前記5個の内歯(10)の一つに作用し、日リング(1)に固定された係合手段(12,13)が、各月の終わりに前記日リング(1)を前記外歯(9)の少なくとも一つを介して前記年リング(8)に噛み合わせることを特徴とする時計用年間カレンダ機構。
IPC (3件):
G04B 19/24 ,  G04B 19/253 ,  G04C 3/00
FI (3件):
G04B 19/24 A ,  G04B 19/253 E ,  G04C 3/00 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭50-021107
  • 特開昭54-034271
  • 特公昭50-008672

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