特許
J-GLOBAL ID:200903058145902774

ヘパラン硫酸6-O-硫酸基転移酵素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171379
公開番号(公開出願番号):特開平8-033483
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 ヘパリンおよびヘパラン硫酸のグルコサミンの6位に選択的に硫酸基を導入するヘパラン硫酸6-O-硫酸基転移酵素を提供する。【構成】 CHO細胞等の培養液から、下記性質を有するヘパラン硫酸 6-O-硫酸基転移酵素を採取する。?@作用:硫酸基供与体から硫酸基を、ヘパラン硫酸もしくはグルコサミン残基の2位に硫酸基と6位に水酸基を有するヘパリンのN-スルホグルコサミン残基の6位へ選択的に転移する。?A基質特異性:ヘパラン硫酸もしくはグルコサミン残基の2位に硫酸基と6位に水酸基を有するヘパリンには硫酸基を転移するが、コンドロイチンおよびコンドロイチン-4-硫酸には硫酸基を転移しない。?B至適反応pH:pH 6〜7?C至適イオン強度:0.1〜0.3M(塩化ナトリウムの場合)?D阻害及び活性化:ジチオスレイトール、アデノシン-3',5'-ジリン酸で阻害され、プロタミンにより活性化される。
請求項(抜粋):
下記の理化学的性質を有するヘパラン硫酸 6-O-硫酸基転移酵素。?@作用:硫酸基供与体から硫酸基を、ヘパラン硫酸もしくはグルコサミン残基の2位に硫酸基と6位に水酸基を有するヘパリンのN-スルホグルコサミン残基の6位へ選択的に転移する。?A基質特異性:ヘパラン硫酸もしくはグルコサミン残基の2位に硫酸基と6位に水酸基を有するヘパリンには硫酸基を転移するが、コンドロイチンおよびコンドロイチン-4-硫酸には硫酸基を転移しない。?B至適反応pH:pH 6〜7?C至適イオン強度:0.1〜0.3M(塩化ナトリウムの場合)?D阻害及び活性化:ジチオスレイトール、アデノシン-3',5'-ジリン酸で阻害され、プロタミンにより活性化される。
IPC (3件):
C12N 9/10 ,  C12N 5/06 ,  C12R 1:91
FI (2件):
C12N 5/00 E ,  C12R 1:91
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Glycoconjugate J.

前のページに戻る