特許
J-GLOBAL ID:200903058146652810

回転検出装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-185086
公開番号(公開出願番号):特開2000-018965
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 センサ本体を金属製カバーに固定するために接着剤を固化させる熱処理をなくせるようにすると共に、浸水防止のためのOリングを廃止しても浸水防止が図れるようにする。【解決手段】 まず、金属製カバー4に形成された出力端子配置用の開口部4aの外周を全周囲むように接着剤16を塗布する。そして、金属製カバー4内に、磁束通路部9A、9B、磁石10、電磁コイル12、及び出力端子14を収容したのち、金属製カバー4を成形型の一部として射出成形により、樹脂部材15を形成する。これにより、射出成形時の熱及び圧力によって接着剤16を固化させられるため、接着剤16を固化させる熱処理工程を別途行う必要がなくなる。また、開口部4aの外周を全周囲むように、金属製カバー4に接着剤16を塗布しているため、接着剤16がシール部材としての役割を果たすようにできる。
請求項(抜粋):
被検体の回転に応じて磁気抵抗の異なる部分が交互に入れ代わるロータスイッチ部(8)によって磁気抵抗を変化させる磁束通路部(9A、9B))と、前記磁束通路部における磁束を発生させる磁石(10)と、前記磁束通路部における磁束変化に応じた電流を発生する電磁コイル(11)と、前記電磁コイルに接続された出力端子(14)とが樹脂部材(15)でモールドされてなるセンサ本体(6)と、前記出力端子と外部との接続を可能とする開口部(4a)を有し、前記センサ本体を収容する金属製カバー(4)とを備え、前記センサ本体を前記金属製カバーに収容して一体とした回転検出装置の製造方法において、金属製カバーを用意すると共に、前記開口部の外周を全周囲むように、前記金属製カバーに接着剤(16)を塗布する工程と、前記金属製カバー内に、前記磁束通路部、前記磁石、前記電磁コイル、及び前記出力端子を収容する工程と、前記金属製カバーを成形型の一部として射出成形により、前記樹脂部材を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする回転検出装置の製造方法。
IPC (2件):
G01D 5/18 ,  G01P 3/488
FI (2件):
G01D 5/18 E ,  G01P 3/488 B
Fターム (11件):
2F077AA43 ,  2F077CC02 ,  2F077NN04 ,  2F077NN23 ,  2F077PP09 ,  2F077VV02 ,  2F077VV03 ,  2F077VV31 ,  2F077VV33 ,  2F077WW03 ,  2F077WW06

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