特許

J-GLOBAL ID：200903058154323183

シート・フィルムの成形用ロール装置

発明者： 古橋 善男 ,  黒田 哲郎 ,  坂根 作裕 ,  宮本 紳司
出願人/特許権者： 日立造船株式会社
代理人 (1件)： 森本 義弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-040888
公開番号（公開出願番号）：特開平11-235747
出願日： 1998年02月24日
公開日（公表日）： 1999年08月31日
要約：

【要約】【課題】残留歪みがなく、鏡面やエンボス模様の転写を高精度で行える。【解決手段】押出成形機から押出されるシート状溶融樹脂を主ロール26と押さえロール27間に導入して挟圧成形するシート・フィルムの成形用ロール装置において、主ロール26を高剛性の金属ロールにより構成し、押さえロール27を、可撓性を有する薄肉金属外筒31と、冷却流体32の流送空間33をあけて薄肉金属外筒31に同心状に内嵌される高剛性の金属内筒34とからなる二重筒により構成し、薄肉金属外筒31の肉厚/ロール半径≦0.03として弾性変形が可能にした。薄肉金属外筒を弾性変形させて主ロールとの間に所定の接触長さkを確保し、バンクを形成することなく樹脂成形する。

請求項（抜粋）：

押出成形機から押出されるシート状溶融樹脂を主ロールと押さえロール間に導入して挟圧成形するシート・フィルムの成形用ロール装置であって、主ロールを高剛性の金属ロールにより構成し、押さえロールを、可撓性を有する薄肉金属外筒と、冷却流体の流送空間をあけてこの薄肉金属外筒に同一軸心状に内嵌される高剛性の金属内筒とからなる二重筒により構成し、前記薄肉金属外筒の肉厚/ロール半径≦0.03としたことを特徴とするシート・フィルムの成形用ロール装置。

IPC (3件)：

B29C 47/88 ,  B29C 47/14 ,  B29L 7:00

FI (2件)：

B29C 47/88 Z ,  B29C 47/14