特許
J-GLOBAL ID:200903058156200216

真空脱ガス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-100569
公開番号(公開出願番号):特開平5-271748
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 溶鋼中の酸素,窒素,水素等のガス化成分を短時間で効率良く除去して清浄度を高めることのできる溶鋼脱ガス法を提供すること。【構成】 減圧排気機構を備えた円筒容器を使用し、該容器の下端浸漬部の内径(D)と溶鋼吸上げ高さ(H)の比(D/H)を1以上にすると共に、該円筒容器下端近傍からの不活性ガス吹込みポイントの領域を60〜270 度の範囲に設定して不活性ガスを吹込み、該円筒容器内で溶鋼を循環させながら脱ガス処理を行なう。
請求項(抜粋):
上部に減圧排気口を設けた円筒容器の下部を溶鋼中へ浸漬し、該円筒容器内を減圧することにより溶鋼を該円筒容器内に吸上げながら、該円筒容器の下端付近内面側から溶鋼内へ不活性ガスを吹込み、該円筒容器内で溶鋼の上昇流と下降流からなる循環流を形成して脱ガスを行なう溶鋼の真空脱ガス方法において、(1) 円筒容器における下端浸漬部の内径(D)と浸漬部下端からの溶鋼の吸上げ高さ(H)との比(D/H)を1以上とすると共に、(2) 不活性ガスの吹込みポイントを円筒容器の中心角にして60度〜270 度の範囲とし、(3) 該円筒容器の内周壁面の一部に面した溶鋼上昇流領域と内周壁面の残部に面した溶鋼下降流領域に分けて循環流を形成することを特徴とする溶鋼の真空脱ガス方法。

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