特許
J-GLOBAL ID:200903058157625288

掘削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-071272
公開番号(公開出願番号):特開平5-065787
出願日: 1991年04月03日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 十分な剪断力を得ることができるとともに、工具寿命を長くでき、かつ掘削効率の向上が図れる掘削工具を提供することを目的としている。【構成】 デバイス底面に設けたブロック軸20の挿入孔11の内径(d)とブロック拡径時におけるブロック端部間の距離(l)との比(d/l)を0.22〜0.34の範囲内に設定し、上記刃体21の切刃部21bをデバイス10の回転方向側に向けたものである。【効果】 切刃部21bがデバイス10の回転方向側を向いているので、回転掘削を行った際に、切刃部21bにより掘削孔の壁面に十分な剪断力が作用し、回転掘削に好適なものとなる。また、上記入孔の内径(d)とブロック端部間の距離(l)との比(d/l)を0.22〜0.34の範囲内に設定したので、ブロック軸20の強度並びにデバイス10の耐久性を最も効果的に向上させることがでる。
請求項(抜粋):
回転力を受けるデバイスの底面に、該デバイスの中心に対して点対称にそれぞれブロック軸を軸回りに回動自在に嵌入し、それぞれのブロック軸の先端部に、前記デバイスの径とほぼ同径の略半円形状をなしかつ先端面に刃体が植設されたブロックをそれぞれの直状端面を対向させて設け、前記ブロック軸の位置を、前記デバイスが掘削方向に回転した際に、前記両ブロックのそれぞれ一方の端部が共にデバイスの外周面より所定の掘削量分だけ突出し、かつそのブロックの拡径時の際に両ブロックの直状端面が互いに当接するようデバイスの中心から偏心させてなる掘削工具において、上記デバイス底面に設けたブロック軸の挿入孔の内径(d)とブロック拡径時におけるブロック端部間の距離(l)との比(d/l)を0.22〜0.34の範囲内に設定し、上記刃体の切刃部を上記デバイスの回転方向側に向けたことを特徴とする掘削工具。
IPC (3件):
E21B 3/00 ,  E21B 10/32 ,  E21B 10/46
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-232863
  • 特開昭63-011789

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