特許
J-GLOBAL ID:200903058158353800

透析機の限外濾過容量測定方法および装置並びにその装置の較正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318290
公開番号(公開出願番号):特開平8-215304
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【課題】 血液透析中の血漿の限外濾過量を、熱流量計の原理で、透析機の通常の動作とは独立に測定する方法および装置、並びにその装置の較正方法を提供すること。【解決手段】 透析機(1)は、熱交換器(10)の一次側から流入する純水を加熱装置(14)で所定温度に加熱し、入口(16)、(17)から必要な添加物を加えて透析溶液を作り、透析器(2)に供給する。透析器からの戻り流は、熱交換器の二次側に通して熱を流入水に伝達してから排出する。温度センサ(30,31;32,33)によって、この熱交換器の一次側および二次側をそれぞれ横切る温度差を測定し、および/または温度センサ(31、34)によって、この加熱装置を横切る温度差を測定する。これらの温度差から限外濾過量を流入流と流出流の流量差として計算し、装置の較正は、透析器を短絡して行う。
請求項(抜粋):
透析機への流入液体流と透析機からの流出液体流の間の流量差を測定するための方法であって、この透析機が:この流出液体流から流入液体流へ熱エネルギーを伝達するための熱交換器、透析器の透析液側に透析溶液を供給するための、透析器への接続装置、この透析器で限外濾過を行うための装置、およびこの透析溶液の温度を検出するための複数の温度センサを含み、この熱交換器の一次側およびこの熱交換器の二次側をそれぞれ横切る温度差を測定すること、および上記温度差の援助でこの流入液体流と流出液体流の間の流量差を計算することを特徴とする方法。

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