特許

J-GLOBAL ID：200903058173682216

3相モータ制御装置の故障診断方式

発明者： 伊藤 孝之
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 境 廣巳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-278986
公開番号（公開出願番号）：特開平10-108494
出願日： 1996年09月30日
公開日（公表日）： 1998年04月24日
要約：

【要約】【課題】 3相モータ制御装置の故障を速やかに検出する。【解決手段】 入力の電流指令信号Aと3相モータ4の電気角を得る位置検出器5の信号とに基づき3相分配器1が出力する各相の電流指令信号IU,IV,IWを、指令比率生成器10が各相の指令比率信号IU0,IV0,IW0 に変換する。他方、検出比率生成器11は、電流検出器3U,3V,3Wで検出された3相モータ4の各相の電流検出信号IU1,IV1,IW1 を各相の検出比率信号IU2,IV2,IW2 に変換する。比率判定器12は、指令比率信号IU0,IV0,IW0 と検出比率信号IU2,IV2,IW2 との比を各相ごとに求め、何れかの相において両者の比IU0/IU2,IV0/IV2,IW0/IW2 が或る範囲外となった場合に故障検出信号Cを出力する。

請求項（抜粋）：

入力の電流指令信号と、3相モータに連結され3相モータの電気角を得る位置検出器の信号とを受け、電気角により決まる各相の電流比率に基づき各相の電流指令信号を生成する3相分配器と、3相モータの各相の電流を検出する電流検出器と、この電流検出器から出力された各相の電流検出信号と前記3相分配器で生成された各相の電流指令信号との差分を増幅し3相モータを駆動する増幅器とを有する3相モータ制御装置において、前記3相分配器で生成された各相の電流指令信号を指令比率信号に換算する指令比率生成器と、前記電流検出器から出力された各相の電流検出信号を検出比率信号に換算する検出比率生成器と、前記指令比率生成器の指令比率信号と前記検出比率生成器の検出比率信号との比を各相ごとに求め、何れかの相において両者の比が比率判定値から外れた場合に故障検出信号を出力する比率判定器とを備えることを特徴とする3相モータ制御装置の故障診断方式。

IPC (4件)：

H02P 7/63 302 ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/02 ,  G01R 31/34

FI (4件)：

H02P 7/63 302 S ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/02 ,  G01R 31/34 A