特許
J-GLOBAL ID:200903058176573132

リグノセルロース物質の漂白方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中本 宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137952
公開番号(公開出願番号):特開平10-317291
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 3段漂白シーケンス中の最終の二酸化塩素段でのpHをコントロールし、かつ、変動を小さくして、最適なpH条件を維持することによって、少ない二酸化塩素量で高い白色度を維持しつつ、パルプ強度の低下を抑制する漂白方法の提供。【解決手段】 リグノセルロース物質から得られた化学パルプを酸素脱リグニン処理後、塩素または二酸化塩素段-アルカリ抽出/酸素段-二酸化塩素段の3段漂白シーケンスで漂白処理する際に、最終の二酸化塩素段の二酸化塩素を分割添加し、かつ、該二酸化塩素段の終pHを初段が塩素(C)の場合4.5〜5.5に、初段が二酸化塩素(D)の場合5.5〜6.5に維持するために分割した後半の二酸化塩素添加前にアルカリを添加することを特徴とするリグノセルロース物質の漂白方法。
請求項(抜粋):
リグノセルロース物質から得られた化学パルプを酸素脱リグニン処理後、塩素段-アルカリ抽出/酸素段-二酸化塩素段の3段漂白シーケンスで漂白処理する際に、二酸化塩素段の二酸化塩素を分割添加し、かつ、該二酸化塩素段の終pHを4.5〜5.5に維持するために分割した後半の二酸化塩素添加前にアルカリを添加することを特徴とするリグノセルロース物質の漂白方法。
IPC (3件):
D21C 9/14 ,  D21C 9/12 ,  D21C 9/147
FI (3件):
D21C 9/14 ,  D21C 9/12 ,  D21C 9/147

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