特許
J-GLOBAL ID:200903058180252049

空気調和機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-291178
公開番号(公開出願番号):特開平5-126390
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は室外ファンの運転周波数を制御するインバータ装置を備えた空気調和機の制御装置に関するもので、冷房低外気温時の吐出温度下限値を、システムの能力を十分に活用できるように限界まで設定でき、室外ファン、及び圧縮機の運転、停止の頻度を大幅に低減させ、冷房むらを抑え人に快適な運転状態を提供し、システムの消費電力を低減することが行える優れた空気調和機の制御装置を提供することを目的としたものである。【構成】 吐出温度センサ16と吐出温度Tcを検知する温度検知手段17、前回吐出温度、今回吐出温度より次回吐出温度を予測する検知温度予測手段21と、次回吐出温度と吐出温度下限値の比較を行い補正周波数の算出を行う検知温度判定手段18で構成する。
請求項(抜粋):
空気調和機の運転開始、停止を決定する運転指令手段と、前記運転指令手段からの信号により室内ファンの運転開始、停止を決定する室内制御手段とからなる室内機と、前記運転指令手段の信号線と前記室内制御手段の信号線を介して接続されている室外制御手段と、前記室外制御手段の信号により圧縮機に商用交流電源を接続、及び遮断を行なう圧縮機用電磁接触器と、前記室外制御手段からの信号により室外ファンの運転周波数を決定する周波数指令手段と、前記周波数指令手段からの運転周波数より前記室外ファンの運転周波数を可変するインバータ制御手段と、前記圧縮機の高圧部に取り付けた温度センサと、前記温度センサの信号から吐出温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段が検知した前回吐出温度、今回吐出温度より次回吐出温度を予測する検知温度予測手段と、次回吐出温度と吐出温度の限界である吐出温度下限値より、前記室外ファンの運転周波数を補正する補正周波数を算出し、前記周波数指令手段へ補正周波数を送信する検知温度判定手段とからなる室外機よりなり、前記圧縮機運転中に、前記検知温度予測手段の次回吐出温度が吐出温度下限値を越える場合、前記検知温度判定手段が補正周波数を前記周波数指令手段に送信し、前記室外ファンの運転周波数を変化させることを特徴とする空気調和機の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-260755

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