特許
J-GLOBAL ID:200903058183278790

音声パケット通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184868
公開番号(公開出願番号):特開平6-030043
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】非同期通信網を介して音声パケット通信を行う際に送信側音声サンプリングクロックと受信側音声再生クロックの同期化を図り、受信バッファのオーバーフローやアンダーフローを防ぎ、音声品質を向上させる。【構成】対向装置間でクロック同期用パケットを一定周期で送受信させ、受信側で同期パケットの平均到着周期時間から相手送信側クロックと、自装置内再生用クロックの周波数の差分を推測し、その差分に基づいて再生用クロックの周波数を自装置の原発振クロックに対する再生クロックの分周比を変化させることにより送信側サンプリングクロックと受信側再生クロックを同期化させる。
請求項(抜粋):
無音データと有音データから成るデジタル音声信号を所定デジタルサンプル個数ずつ束にし、この束に対して作成順に通し番号を付与することにより前記無音データのみを含む無音パケットと前記有音データを含む有音パケットとを作成して前記有音パケットのみを選択的に送出する送信部と、前記有音パケットを非同期網を介して受信し作成時に付された前記通し番号に従って循環的に更新されるバッファメモリに書き込み前記非同期網内の遅延により生じたジッタの吸収および送信されない無音パケットの空き時間の無音再生を行い自装置内のクロック信号に同期したサンプル周期で再生する音声パケット通信システムにおいて、対向装置のサンプリングクロックの周期を前記対向装置間で規定周期で送受信する複数個のクロック同期パケットの平均受信周期と自装置のサンプリングクロックによる規定送信周期時間の差に従ってサンプリングクロックの原発振クロックに対する分周比を変化させて同期をとる同期化手段を備えることを特徴とする音声パケット通信方式。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04J 3/17

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