特許
J-GLOBAL ID:200903058188932430

ネットワークの時刻情報同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084749
公開番号(公開出願番号):特開平8-256161
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 通信ネットワークにおける情報処理装置間の時刻の同期を高精度に行なうネットワークの時刻情報同期方式の提供。【構成】 通信ネットワーク50上の情報処理装置10は、内蔵時計21の時刻を時刻情報信号を送信する通知手段と、時刻情報信号に対する応答信号の受信時に時刻情報信号の送信時刻と応答信号の受信時刻から経過時間を算出する経過時間算出記録手段と、所定回数分の経過時間から平均遅延時間を算出する平均遅延時間算出手段を備え、他の情報処理装置30は、時刻情報信号に対する応答信号を送信する応答手段と、時刻情報信号の時刻と内蔵時計41の時刻との時間差分を算出する時間差分算出記録手段と、所定回数分の時間差分から平均ずれ量を算出する平均ずれ量算出手段と、平均ずれ量と平均遅延時間から内蔵時計の時刻を補正する時刻補正手段を備える。
請求項(抜粋):
通信ネットワークに時刻情報同期のマスタ装置となる情報処理装置と、前記マスタ装置からの時刻情報に基づいて時刻の補正を行なう他の情報処理装置を接続したネットワークシステムの時刻情報同期方式において、前記マスタ装置は、内蔵時計の現在の時刻を含む時刻情報信号を前記他の情報処理装置に対して送信する送信手段と、前記他の情報処理装置から前記時刻情報信号に対する応答信号を受信した時点で、前記時刻情報信号の送信時刻と前記応答信号の受信時刻から経過時間を算出すると共に、所定回数の前記時刻情報信号の送信と前記応答信号の受信によって算出した複数の経過時間情報から前記通信ネットワークにおける平均遅延時間を算出する平均遅延時間算出手段を備え、前記他の情報処理装置は、前記マスタ装置からの前記時刻情報信号を受信した際に前記マスタ装置に対して応答信号を送信する応答手段と、受信した前記時刻情報信号に含まれる時刻と、受信した時点で内蔵時計から読み出した時刻との時間差分を算出すると共に、所定回数分の前記時刻情報信号に基づいて算出した複数の時間差分情報から平均ずれ量を算出する平均ずれ量算出手段と、前記平均ずれ量と前記マスタ装置から送られる平均遅延時間に基づいて前記内蔵時計の時刻を補正する時刻補正手段を備えることを特徴とするネットワークシステムの時刻情報同期方式。
IPC (5件):
H04L 12/28 ,  G04G 7/00 ,  G08C 15/06 ,  H04L 7/00 ,  H04Q 9/04
FI (5件):
H04L 11/00 310 D ,  G04G 7/00 ,  G08C 15/06 H ,  H04L 7/00 Z ,  H04Q 9/04

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