特許
J-GLOBAL ID:200903058202848110

無耐火被覆鉄骨構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢葺 知之 ,  津波古 繁夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-162012
公開番号(公開出願番号):特開2004-360361
出願日: 2003年06月06日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】火災を受ける鉄骨構造において、鉄骨構造を構成する柱が600〜800°Cの高温強度(および高温時剛性)を有し、火災時の梁の伸び出し量を低減して柱に対する強制変形を抑制し、柱部材角を最終的に1/50以下に抑制できる無耐火被覆鉄骨構造を提供する。【解決手段】鉄骨構造物を構成する柱を、常温時の降伏強度により高温時の降伏強度を無次元化した降伏強度低下率p(高温降伏強度/常温降伏強度)が、鋼材温度T(°C)が600°C以上800°C以下の範囲で、p≧-0.0029×T+2.48を満足する高温強度に優れた新規な鋼材で形成し、この柱と接合する梁(合成梁を含む)を、柱形成用の鋼材より常に高温強度が劣る鋼材で形成してなる無耐火被覆鉄骨構造物。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
火災を受ける鉄骨構造物であって、この鉄骨構造物を構成する柱を、常温時の降伏強度により高温時の降伏強度を無次元化した降伏強度低下率p(高温降伏強度/常温降伏強度)が、鋼材温度T(°C)が600°C以上800°C以下の範囲で、p≧-0.0029×T+2.48を満足する高温強度に優れた鋼材で形成し、この柱と接合する梁を、柱形成用の鋼材より常に高温強度が劣る鋼材で形成したことを特徴とする無耐火被覆鉄骨構造物。
IPC (4件):
E04B1/24 ,  C22C38/00 ,  C22C38/14 ,  E04B1/94
FI (4件):
E04B1/24 A ,  C22C38/00 301A ,  C22C38/14 ,  E04B1/94 T
Fターム (4件):
2E001DE01 ,  2E001EA05 ,  2E001FA01 ,  2E001FA02

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