特許
J-GLOBAL ID:200903058204276580

がんのマーカーとして使用されるアネキシン類及び自己抗体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-515976
公開番号(公開出願番号):特表2003-535309
出願日: 2000年08月04日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】本発明は、対象からの血清中の特定のアネキシン蛋白質に対する血清自己抗体の存在の検出手段による、該対象の癌の診断、予後または感受性のためのスクリーニング方法に関する。また、本発明は、対象の生物学的サンプル中のアネキシン蛋白質の上昇した発現レベルの検出手段により該対象の癌の診断および予後のためのスクリーニング方法を提供する。本発明の方法は、癌が進展する危険な状態の対象を同定するために用いることもできる。本発明の方法は、アネキシン蛋白質、アネキシン由来ペプチドまたは抗原の発現の発生およびレベル、および/または特異的なアネキシン蛋白質抗原に対する循環自己抗体の発生およびレベルを測定するための対象由来の生物学的サンプルの使用を含む。更に、本発明は、上記スクリーニング方法を実施するためのキットを提供する。そのようなキットは、癌の診断、予想または予後の指標として、アネキシン蛋白質の上昇レベルまたはアネキシン蛋白質に対する自己抗体の検出について、対象をスクリーニングするのに用いることができる。
請求項(抜粋):
対照サンプルと比較して被検者のサンプル中に検出されるアネキシンタンパク質の濃度増加ががん患者の指標となるので、 (a)被検者から得た生物学的サンプル中のアネキシンタンパク質を定量的に検出し、そして (b)被検者のサンプル中に検出されたタンパク質濃度を対照サンプル中に検出されたタンパク質濃度と比較すること、からなる被検者におけるがんの診断及び予後診断の方法。
IPC (2件):
G01N 33/68 ,  G01N 33/53
FI (2件):
G01N 33/68 ,  G01N 33/53 D
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (4件)
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