特許
J-GLOBAL ID:200903058207152831

倍電圧整流回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-210273
公開番号(公開出願番号):特開2009-044933
出願日: 2007年08月10日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】 倍電圧整流回路のRF/DC変換効率を向上させる。 【解決手段】 ダイオードD1のアノードとグランドとの間に、コンデンサC11及びインダクタL11からなるLC並列共振回路5を接続する。このLC並列共振回路5の共振周波数は入力RF信号の基本波周波数f0の√2倍に設定されているため、ダイオードD1からLC並列共振回路5側をみたインピーダンスは、基本波周波数f0及び2次高調波周波数2f0の双方に対して高い値となる。そのため、これら周波数成分に対してダイオードD1のアノード側の電圧Vdoaが大きく変化(振動)し、ダイオードD1に係る電圧も大きく変化するようになって、ダイオードD1にかかる電圧が大きくなる。このように、整流素子であるダイオードD1にかかる電圧が大きくなることで、ダイオードD1による損失が低減され、倍電圧整流回路1全体のRF/DC変換効率が向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の入力端子から入力された交流信号を整流して直流電力に変換し、該変換後の直流電力を一対の出力端子から出力するよう構成された倍電圧整流回路であって、 前記一対の入力端子の一方である第1入力端子と前記一対の出力端子の一方である第1出力端子との間に接続された第1の整流素子と、 前記第1入力端子と前記一対の出力端子の他方である第2出力端子との間に、前記第1入力端子からみて前記第1の整流素子の接続方向とは逆方向に接続された第2の整流素子と、 を備え、前記一対の入力端子の他方である第2入力端子は前記第1出力端子と電気的に接続されており、 前記第1の整流素子から前記第1出力端子及び前記第2入力端子へ至る通電経路上に、所定の共振周波数f1でインピーダンスが最大値をとるような共振特性を持つ共振回路が接続されている ことを特徴とする倍電圧整流回路。
IPC (1件):
H02M 7/10
FI (1件):
H02M7/10 B
Fターム (5件):
5H006AA06 ,  5H006BB07 ,  5H006CA07 ,  5H006CB04 ,  5H006CC08
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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