特許
J-GLOBAL ID:200903058211277983

鋳造用金型材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068388
公開番号(公開出願番号):特開平6-277796
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 均一通気性に優れた鋳造用金型材料を提供する。【構成】 複数の溝付き金属板材11又は金属板材と金属線材を積層して接合してなる接合金属13よりなる鋳造用金型材料であって、該接合金属13には金属板材11の溝12、又は、金属板材と金属線材との間の空隙が残留し、これによって該接合金属13は、該金属板材11の面方向に延在する多数の連続気孔14を有した多孔質金属となっている。【効果】 接合体の幅、高さ、長さの各寸法に制約が殆どなく、大型の金型であっても容易に製造することができる。方向性を有すると共に、等間隔で存在する気孔により、均一かつ良好な通気性を確保することができる。気孔の内面は平滑で直線であり、侵入した異物の除去も容易で、通気性を低下させることなく長期の使用に耐えることができる。空気の残留による製品欠陥を防止して、高品質の製品を、寸法に制限を受けることなく、容易かつ効率的に製造することができる。
請求項(抜粋):
複数の金属板材を積層して接合した金属よりなる鋳造用金型材料であって、該金属板材のうちの少なくとも一部は、その少なくとも一方の面に、一端辺縁から他端辺縁に到る溝が設けられており、該接合金属には該溝による空隙が残留し、これによって該接合金属は、前記積層方向と直交する方向に延在する多数の連続気孔を有した多孔質金属となっていることを特徴とする鋳造用金型材料。

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