特許
J-GLOBAL ID:200903058220995457
感圧式3次元タブレットとその操作データ検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早崎 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132571
公開番号(公開出願番号):特開平9-297650
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の感圧式タブレットの構成を変更することなく、3次元のタブレット操作データを出力することができる感圧式3次元タブレットと、感圧式3次元タブレットの操作データ検出方法を提供することを目的とする。【解決手段】 一方の抵抗板から他方の抵抗板に基準検出電圧VCCを交互に印加し、それぞれの接触抵抗RP両端の第1電位差VAと第2電位差VBを検出する。接触触抵抗値rPを第1電位差VAと第2電位差VBで表した関数を利用して、検出した第1電位差VAと第2電位差VBから接触触抵抗値rPを求める。このようにして検出した接触抵抗値rPと接触位置を示すX座標(xp)、Y座標(yp)をもとに生成したタブレット操作データを出力するので、抵抗板の押圧位置(xp、yp)と押圧位置での押圧力、押圧面積等を変えたタブレット操作により、3次元のデータをパーソナルコンピュータなどの被制御機器へ出力することができる。
請求項(抜粋):
X方向の両端の2辺に沿ってそれぞれX+側電極(8a)とX-側電極(8b)が形成されたX座標抵抗板(8)と、X方向と直交するY方向の両端の2辺に沿ってそれぞれY+側電極(9a)とY-側電極(9b)が形成され、X座標抵抗板(8)と僅かな絶縁空隙をもって重合するY座標抵抗板(9)と、X+側電極(8a)とY+側電極(9a)のいずれかに選択的に基準検出電圧VCCを印加する基準電圧印加手段と、X-側電極(8b)とY-側電極(9b)のいずれかを選択的に接地する接地手段とを備え、X+側電極(8a)に基準検出電圧VCCを印加するとともにX-側電極(8b)を接地してX座標抵抗板(8)に均一な電位勾配を形成し、Y座標抵抗板(9)を介して、X座標抵抗板(8)とY座標抵抗板(9)の接触位置(xp、yp)での電位Vxpを読み取り、該電位Vxpから接触位置のX座標(xp)を検出するX座標検出モードと、Y+側電極(9a)に基準検出電圧VCCを印加するとともにY-側電極(9b)を接地してY座標抵抗板(9)に均一な電位勾配を形成し、X座標抵抗板(8)を介して、X座標抵抗板(8)とY座標抵抗板(9)の接触位置(xp、yp)での電位Vypを読み取り、該電位Vypから接触位置のY座標(yp)を検出するY座標検出モードと、X+側電極(8a)に基準検出電圧VCCを印加するとともに、Y-側電極(9b)を接地し、X-側電極(8b)とY+側電極(9a)の各電位を読み取り、接触位置(xp、yp)におけるX座標抵抗板(8)とY座標抵抗板(9)間の第1電位差VAを検出し、Y+側電極(9a)に基準検出電圧VCCを印加するとともに、X-側電極(8b)を接地し、Y-側電極(9b)とX+側電極(8a)の各電位を読み取り、接触位置(xp、yp)におけるX座標抵抗板(8)とY座標抵抗板(9)間の第2電位差VBを検出し、第1電位差VAと第2電位差VBで接触抵抗値rPを表した関数から、接触位置での接触抵抗値rPを算出する接触抵抗検出モードとにより、接触位置のX座標(xp)とY座標(yp)と接触抵抗値rPを検出し、検出したX座標(xp)とY座標(yp)と接触抵抗値rPによってタブレット操作データを出力することを特徴とする感圧式3次元タブレット。
IPC (3件):
G06F 3/03 345
, G06F 3/03 380
, G06F 3/033 360
FI (3件):
G06F 3/03 345 A
, G06F 3/03 380 K
, G06F 3/033 360 H
引用特許:
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