特許
J-GLOBAL ID:200903058222753558

環状オレフィン系共重合体組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133821
公開番号(公開出願番号):特開平5-320257
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【構成】[A]デカリン中、135°Cで測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、ガラス転移温度(Tg)が10°C未満であり、実質上重合可能な二重結合を含有しない炭化水素系エラストマーの存在下に、[B](a)炭素数2以上のα-オレフィンと、(b)特定の環状オレフィンとを共重合させて得られ、共重合体中に[A]成分が、1〜50重量%の量で存在している環状オレフィン系共重合体組成物およびその製造方法。【効果】 環状オレフィン系共重合体相とエラストマー相とは分散が良好となり、耐衝撃性に優れた環状オレフィン系共重合体組成物が得られる。
請求項(抜粋):
[A]デカリン中、135°Cで測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、ガラス転移温度(Tg)が10°C未満であり、実質上重合可能な二重結合を含有しない炭化水素系エラストマーの存在下に[B](a)炭素数2以上のα-オレフィンと、(b)下記一般式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られ、得られる共重合体組成物中に[A]成分が、1〜50重量%の量で存在していることを特徴とする環状オレフィン系共重合体組成物;【化1】...[I](式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。);【化2】...[II](式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 (またはR10)が結合している炭素原子と、R13またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
IPC (3件):
C08F210/00 MJR ,  C08F 2/44 MCS ,  C08F232/08 MNV

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