特許
J-GLOBAL ID:200903058223625693
宇宙航行体分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-287903
公開番号(公開出願番号):特開2001-106199
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 従来の宇宙航行体の分離装置は、電気式分離ボルトが作動し、この電気式分離ボルトが切断した後、クランプバンドがはずれ、外れた個所の分離バネが作動する。このため分離バネ相互間の動作開始の時間差により人工衛星への分離力も不均一に加えられる。これにより分離された人工衛星は所定の姿勢を得られない恐れがあった。【解決手段】 分離バネの替りの分離放出力として、瞬間ガス発生駆動力発生装置を装着することにより、クランプバンド等による拘束力が十分に排除された後ガスを発生させ、駆動として、分離力を発生させるようにした。
請求項(抜粋):
宇宙航行体を打上げロケット等から分離する分離装置において、宇宙航行体側分離部と、ロケット分離部と、前記宇宙航行体側分離部およびロケット分離部とを機械的に挟み込み結合させる円弧状に2分割したクランプバンドと、このクランプバンドの両端を締め込み緊締する電気式分離ボルトと、一端を前記クランプバンドに、他端をロケットに緊締したクランプバンドバネと、前記ロケット側分離部内部に結合した瞬間ガス駆動力発生装置の支持構造ブラケットと、この支持構造ブラケットに結合された支持構造パネルと、この支持構造パネルに結合された瞬間ガス発生装置と、前記宇宙航行体側分離部内に結合された宇宙航行体側支持構造ブラケットと、この宇宙航行体側支持構造ブラケットに結合され、前記瞬間ガス駆動力発生装置の駆動力を直接受ける宇宙航行体側保持構造とを備え、さらに前記瞬間ガス駆動力発生装置は宇宙航行体インタフェースボード、繊維製のインフレータバッグ、瞬間ガス駆動力発生装置筺体、電気着火装置、着火剤および、ガス発生剤とから構成することを特徴とする宇宙航行体分離装置。
前のページに戻る