特許
J-GLOBAL ID:200903058230447679

多管式貫流ボイラの台数制御運転における給水方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-099031
公開番号(公開出願番号):特開2003-294203
出願日: 2002年04月01日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 台数制御の対象となるボイラに負荷の急増に基づいた上昇幅の大きい燃焼負荷が掛かったとき、水位検出器において実勢とかけ離れた水位が生じるのを防止する。【解決手段】 待機状態にあるボイラを台数制御の負荷変更制御時の燃焼量増減の対象としているとき、そのボイラに対する蒸気ヘッダからの負荷指令値の上昇幅が予め決められた上昇幅以上となっている場合、そのボイラの給水ポンプがオフであるにもかかわらず水位検出器において設定上限水位LH を上回る水位の検出が継続すれば、且つその継続中設定下限水位LL より高い水位も検出され続けていれば、その継続中に指令された負荷の時間積分値が予め設定された負荷積算限界値を超えた時点で、予め定められた長さの時間tc 給水ポンプを駆動して気水分離器を介したボイラ水補充を行う。
請求項(抜粋):
ボイラ本体からの蒸気を受け入れると共に蒸気から分離された飽和水をボイラ本体へ戻す気水分離器が備えられ、該気水分離器を介してボイラ本体に給水するようにしている多管式貫流ボイラの複数台のうち、負荷変更に対応して燃焼量変更の対象となるボイラに対し、各ボイラの気水分離器から蒸気が集められている蒸気ヘッダの圧力条件に応じた負荷指令に基づき、燃焼度を制御するようにした台数制御運転法において、燃焼量変更の対象となっているボイラに対する前記蒸気ヘッダからの負荷指令値の上昇幅が、予め決められた上昇幅以上となっている場合、当該ボイラの給水ポンプがオフであるにもかかわらず水位検出器において設定上限水位を上回る水位の検出が継続すれば、且つその継続中設定下限水位より高い水位も検出され続けていれば、その継続中に指令された負荷の時間積分値が予め設定された負荷積算限界値を超えた時点で、予め定められた長さの時間給水ポンプを駆動して気水分離器を介したボイラ水補充を行わせるようにしたことを特徴とする多管式貫流ボイラの台数制御運転における給水方法。
IPC (2件):
F22B 35/00 ,  F22D 5/00
FI (2件):
F22B 35/00 E ,  F22D 5/00 B
Fターム (4件):
3L021AA04 ,  3L021CA10 ,  3L021DA13 ,  3L021EA04

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