特許
J-GLOBAL ID:200903058232493325

インクジェットヘッドおよびその製造方法と、インクジェットヘッドカートリッジおよびインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-199808
公開番号(公開出願番号):特開平8-058097
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 複数の共通液室を形成して各共通液室間を封止剤で密封しようとした場合、各共通液室間の密封を容易にかつ安定的に確実におこなうことができるインクジェッットヘッドを得る。【構成】 封止剤を注入する共通液室分離溝とダミーノズルとの接続部が封止剤の進入を阻害することがないようにほぼ同じ断面積をもつ形状とする。この形状は、吐出口形成と同時にエキシマレーザーで加工することも可能であり、また流体抵抗素子を設けた高速記録ヘッドにおいても、ダミーノズルの流体抵抗素子を除去加工することで、本発明の形状をなすことが可能である。これらの場合、封止剤はインク流路を詰まらせることなくオリフィスプレートにまで達し、各共通液室は確実に密封される。
請求項(抜粋):
インクを吐出するためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子が並列配置された基板と、インクが吐出される複数の吐出口が開口するオリフィスプレートと、それぞれ前記各吐出口へ供給されるインクを一時的に保持する複数の共通液室の壁を構成する複数の凹部と、前記各エネルギー発生素子の位置に対応して位置し、前記各吐出口をそれぞれ前記各凹部のうちいずれか1つと連通する複数のインク流路とを有するとともに、前記各凹部の間の壁において前記吐出口が配された側から前記各吐出口が配された側と反対側へ延び、内部に封止剤が充填されることで前記共通液室のそれぞれを分離する共通液室分離溝が配され、さらに、前記共通液室分離溝に連通して前記オリフィスプレートに達するダミーノズルと、前記ダミーノズルの両側に位置しそれぞれ前記オリフィスプレートに達するダミーノズルとで構成されるダミーノズル群が配される溝付き天板を有し、前記各ダミーノズルのうち、少なくとも前記共通液室分離溝に連通するダミーノズルの前記共通液室分離溝と接する部分の高さが、前記共通液室分離溝の高さにほぼ等しいことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (4件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/21 ,  B41J 2/175 ,  B41J 2/16
FI (4件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 101 A ,  B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 H

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