特許
J-GLOBAL ID:200903058244079869

低露点雰囲気熱処理炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-154929
公開番号(公開出願番号):特開平5-005124
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、熱延鋼材を窒素ガス雰囲気で焼鈍するに際して、脱炭防止に必要な低露点雰囲気を実現する熱処理炉を提供する。【構成】 炉内側を断熱材ボード4として、その背後に高水分ガスが自由に流動できる空間層5を設け、次に断熱ボード3やセラミックファイバー2の断熱材を配置して外側を鉄皮1で覆い、外鉄皮から炉内方向に複数の排気パイプ14を鉄皮、断熱材を貫通して設け、該排気パイプ14の先端を空間層に位置させて炉壁を構成する。また、炉扉が開の状態でのみ、扉の前面にエアーカーテンを形成する。【効果】 炉扉の大気開放から炉内露点-50°C以下にするまでの時間は、従来の4時間を2時間に、また、RXから窒素雰囲気に切り替えるシーズニング時間は、従来の12〜24時間を3〜5時間に短縮した。
請求項(抜粋):
鋼材を熱処理するための雰囲気炉において、炉内側を高密度断熱材ボードとしてその背後に高水分ガスが自由に流動できる空間層を設け、次に断熱ボードまたは/およびセラミックファイバーの断熱材を配置して外側を鉄皮で覆い、外鉄皮から炉内方向に複数の排気パイプを鉄皮、断熱材を貫通して設け、該排気パイプの先端を上記空間層に位置させて炉壁を構成したことを特徴とする低露点雰囲気熱処理炉。
IPC (4件):
C21D 1/26 ,  C21D 1/74 ,  F27D 1/00 ,  F27D 7/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭48-014523

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