特許
J-GLOBAL ID:200903058253938378

限界電流式窒素酸化物センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001596
公開番号(公開出願番号):特開平6-201644
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 空気中の酸素と窒素酸化物の濃度を同時に測定するセンサを提供する。【構成】 対となる第1電極膜2a、2bおよび第2電極膜3a、3bを両面に対で形成した酸素イオン伝導性固体電解質板1と、固体電解質板1の片側に配置された2個の螺旋型スペ-サ4a-1、4a-2と、2個の酸素拡散孔6a-1、6a-2を内部に形成するためにシール板5とで構成され、カソ-ド側第1電極膜2aが貴金属と銅系超伝導金属酸化物の混合物からなり、カソ-ド側第1電極膜3aが貴金属からなる。窒素酸化物は、カソ-ド側第1電極膜2aにおいて銅系超伝導金属酸化物により吸着され、さらに貴金属と直流電圧により分解して酸素イオンに変化し低印加電圧から窒素酸化物に関する限界電流が得られる。一方貴金属からなるカソ-ド側第2電極膜3aにおいて酸素の限界電流が得られる。従って、低い動作温度で窒素酸化物と酸素の濃度を同時に測定できる。
請求項(抜粋):
対となる第1電極膜および第2電極膜を両面に2対形成した酸素イオン伝導性固体電解質板と、前記固体電解質板の片側の2個のカソード電極膜を各々囲み始端と終端がお互いに間隔を有するように配置された2個の螺旋型スペーサと、前記螺旋型スペーサの相対向する隔壁と前記固体電解質板とで囲まれる第1酸素拡散孔および第2酸素拡散孔を内部に形成するために前記螺旋型スペーサの上部に配置したシール板とで構成され、前記第1電極膜のカソード電極膜が貴金属と銅系超伝導金属酸化物の混合物からなり、前記第2電極膜のカソード電極膜が貴金属からなる限界電流式窒素酸化物センサ。
IPC (2件):
G01N 27/41 ,  G01N 27/416
FI (3件):
G01N 27/46 325 H ,  G01N 27/46 325 Z ,  G01N 27/46 331

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