特許
J-GLOBAL ID:200903058257311582

携帯可能情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-360284
公開番号(公開出願番号):特開2003-162698
出願日: 2001年11月27日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 セキュリティを十分に確保しつつ、同一交信セッションにおいて、複数のアプリケーションを切り替えながら一連の連携処理をスムーズに行う。【解決手段】 複数のアプリケーションAP1〜AP3を同時に利用可能にするため、各アプリケーションごとに識別子を付与した準備コマンドを与えると、RAM134内に各アプリケーション用の作業領域が確保される。特定の識別子付きの認証コマンドを与えることにより、特定のアプリケーションに関する認証処理を行い、認証結果を各アプリケーション用作業領域に格納する。この認証結果は、交信セッション完了まで利用される。特定のアプリケーションに所望の処理を実行させるには、当該アプリケーションに付与された識別子を指定した処理実行コマンドを与える。
請求項(抜粋):
必要に応じて外部装置と接続し、この外部装置との間でコマンドおよびレスポンスのやりとりを行うことにより、記録対象となるユーザデータを内部に記録するとともに種々の処理を行う機能をもった携帯可能情報記録媒体において、外部装置との交信を行うI/O部と、OSプログラムを格納するOS格納部と、複数のアプリケーションプログラムを格納するアプリケーション格納部と、ユーザデータを格納するユーザデータ格納部と、外部装置から与えられたコマンドを、前記OSプログラムまたは前記アプリケーションプログラムに基づいて実行し、実行結果をレスポンスとして外部装置へと返す処理を行う処理実行部と、前記処理実行部のための作業エリアとして利用され、少なくとも前記OSプログラムのための作業用データを格納するOS用作業領域を確保するための作業用データ格納部と、を備え、前記処理実行部は、外部装置から、特定のアプリケーションプログラムを指定する情報と、指定されたアプリケーションプログラムに付与すべき固有の識別子と、を含んだ準備コマンドが与えられたときに、前記作業用データ格納部内に、指定されたアプリケーションプログラムのための作業用データを格納するアプリケーション用作業領域を確保し、指定されたアプリケーションプログラムとこれに付与すべき固有の識別子との対応関係を定義する情報と、確保された前記アプリケーション用作業領域を特定する情報とを、前記OS用作業領域内に格納することにより、当該特定のアプリケーションプログラムを利用可能状態とする処理を行い、外部装置から、識別子によって指定されたアプリケーションプログラムに対して所定の処理を実行させるための処理実行コマンドが与えられたときに、当該アプリケーションプログラムのために確保されたアプリケーション用作業領域を用いて、当該アプリケーションプログラムにより前記所定の処理を実行することを特徴とする携帯可能情報記録媒体。
IPC (5件):
G06K 19/07 ,  B42D 15/10 521 ,  G06F 1/00 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/10
FI (6件):
B42D 15/10 521 ,  G06K 17/00 D ,  G06K 17/00 T ,  G06K 19/00 N ,  G06K 19/00 R ,  G06F 9/06 660 D
Fターム (14件):
2C005MA33 ,  2C005MB08 ,  2C005MB10 ,  2C005SA06 ,  2C005SA07 ,  2C005SA12 ,  2C005SA23 ,  5B035AA13 ,  5B035BB09 ,  5B035CA29 ,  5B035CA38 ,  5B058CA23 ,  5B058KA33 ,  5B076AB17
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る