特許
J-GLOBAL ID:200903058267527818

熱処理方法及びそれに用いる熱処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-261471
公開番号(公開出願番号):特開2001-082881
出願日: 1999年09月16日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 所望のタイミングで、さや蓋の開閉を行うことが可能で、封止状態で、あるいは封止解除状態で熱処理や冷却を行うことが可能で、被熱処理物を効率よく熱処理することが可能な熱処理装置及び熱処理方法を提供することを目的とする。【解決手段】 熱処理さや1が所定の経路で焼成炉6内を移動する際の所定の区間B,Dにおいては、さや蓋3を支持してさや本体2から浮き上がらせることができるように、さや本体2との位置関係において高さが高くなり、他の区間A,Cにおいては、さや蓋3を支持せず、さや本体2がさや蓋3により封止された状態となるようにさや本体2との位置関係において高さが低くなるように構成されたさや蓋支持レール8を備えた構成とし、任意の区間では熱処理さや1を非封止状態とし、前記所定の区間以外の他の区間では熱処理さや1を封止状態として熱処理を行えるようにする。
請求項(抜粋):
被熱処理物を熱処理さやに収容し、熱処理炉を通過させることにより、被熱処理物の熱処理を行うための熱処理装置であって、熱処理炉と、上部が開口したさや本体と、さや本体の開口部を覆うさや蓋とを備えてなり、かつ、さや本体及びさや蓋の一方には少なくとも他方と係合する凹部又は凸部からなる係合部(一方側係合部)が形成され、かつ、さや本体及びさや蓋の他方には、少なくとも前記一方側係合部と係合する凹部又は凸部からなる係合部(他方側係合部)が形成された熱処理さやと、前記熱処理さやを所定の経路で移動させて前記熱処理炉を通過させるための搬送手段と、少なくとも一部が前記熱処理炉内に位置するように設けられ、前記熱処理さやが所定の経路で移動する際の所定の区間では、さや蓋を支持してさや本体から浮き上がらせ、前記所定の区間以外の他の区間では、さや蓋を支持せず、さや本体がさや蓋により封止された状態となるように、前記所定の区間では、さや本体との位置関係において高さが高くなり、前記所定の区間以外の他の区間では、さや本体との位置関係において高さが低くなるように配設されたさや蓋支持レールとを具備することを特徴とする熱処理装置。
IPC (2件):
F27B 9/26 ,  F27D 3/12
FI (2件):
F27B 9/26 ,  F27D 3/12 E
Fターム (11件):
4K050AA02 ,  4K050BA07 ,  4K050BA16 ,  4K050CF06 ,  4K050CG04 ,  4K050CG08 ,  4K055AA06 ,  4K055HA02 ,  4K055HA08 ,  4K055HA13 ,  4K055HA18

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