特許
J-GLOBAL ID:200903058270639970
亜鉛系メッキ鋼板の製造方法
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189577
公開番号(公開出願番号):特開平10-030199
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 耐食性、塗装適合性のほかに、車体製造工程において要求される性能として、プレス成形性、スポット溶接性および接着性に優れた亜鉛系メッキ鋼板を得る方法。【解決手段】 Fe2+、Ni2+およびZn2+イオンの合計濃度が0.3〜2.0mol/l の範囲内、pHが1〜3、温度が30〜70°Cの酸性硫酸塩水溶液のメッキ液中で、亜鉛系メッキ鋼板を陰極にし、電流密度が1〜150A/dm2 で電解を行なうことによりFe-Ni-Zn系金属皮膜をメッキ層の表面に形成する。更に、上記メッキ液中のFe2+とNi2+の濃度和(mol/l )に対するZn2+濃度(mol/l )の比率が0超〜0.5、メッキ液中のZn2+濃度X(mol/l )とメッキ液平均流速U(m/s)と電流密度:IK (A/dm2) とが式:IK /(U1/2 X)≧100を満たす条件で電解を行なうことを付加する。
請求項(抜粋):
Fe2+イオン、Ni2+イオンおよびZn2+イオンを含む酸性硫酸塩水溶液からなるメッキ液中で、亜鉛系メッキ鋼板を陰極にして電解することにより前記亜鉛系メッキ鋼板のメッキ層の表面にFe-Ni-Zn系金属皮膜を形成することからなる亜鉛系メッキ鋼板の製造方法において、前記メッキ液中の前記Fe2+イオン、前記Ni2+イオンおよび前記Zn2+イオンの合計濃度が0.3〜2.0mol/l の範囲内にあり、前記メッキ液のpHが1〜3の範囲内にあり、前記メッキ液の温度が30〜70°Cの範囲内にあり、且つ、電流密度が1〜150A/dm2 の範囲内にある条件で前記電解を行なうことにより、前記Fe-Ni-Zn系金属皮膜を形成することを特徴とする亜鉛系メッキ鋼板の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C25D 5/26 F
, C25D 3/56 D
引用特許:
前のページに戻る