特許
J-GLOBAL ID:200903058270712847

化学センサーの測定信号作成回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287354
公開番号(公開出願番号):特開平5-045326
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】〔目的〕検体液及び基準液から検出した電位差信号を安定して精度良く測定する。〔構成〕検体液及び基準液から検出した電位差信号をこれらの少なくとも一方の液の供給により電離平衡の成立しかつアースされた共通電極との間で測定する。〔効果〕電離平衡の成立する共通電極をアースすると、電気抵抗が小さく電流が流れ易くなり、検体液中の複数のイオン濃度の信号を複数の信号検出回路により検出する場合にも信号検出回路相互の影響を少なくできる。
請求項(抜粋):
検体液を滴下される化学感応膜を被覆した検体液測定電極と、基準液を滴下される基準電極とを一対にして複数組有し、かつ水溶性液の存在下に電離平衡が成り立つ電離平衡層を備えた共通電極を有する化学センサーの測定信号作成回路において、上記検体液測定電極と接離自在の検体液電極側接続端子と、上記基準電極と接離自在の基準電極側接続端子を一対にして当該検体液測定電極及び基準電極の複数組に対応して複数組有し、かつ上記共通電極に接離自在の共通電極接続端子を有し、上記各組の検体液測定電極と基準電極に発生する検体液及び基準液の電位信号を上記各組の検体液電極側接続端子と上記基準電極側接続端子により入力し、その入力値を増幅して得たそれぞれの増幅値の差動増幅信号を出力し、その出力信号をアースさせた上記共通電極接続端子との間で測定する化学センサーの測定信号作成回路。

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