特許
J-GLOBAL ID:200903058270846215

沸騰冷却器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-247912
公開番号(公開出願番号):特開2001-077259
出願日: 1999年09月01日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 第1の放熱部3と第2の放熱部4とを具備する沸騰冷却器1において、外部流体の流れ方向に対して下流側に位置する放熱部での放熱能力を十分に発揮できる構成を提供すること。【解決手段】 放熱部は、冷媒槽2内の冷媒液面より上方に設けられる第1の放熱部3と、冷媒液面より下方に設けられる第2の放熱部4とを有し、ダクト17を介して外部流体が下方から上方へ向かって供給される。ダクト17は、上下方向に延びて、第1の放熱部3と第2の放熱部4の周囲を取り囲むように配置されている。沸騰冷却器1の両側を覆うダクトの側面17aは、冷媒槽2の両側面に接触して位置決めされ、且つダクトの側面17aと第2の放熱部4のヘッダ14の外側面との間に第1の隙間S1 が確保されている。これにより、外部流体の一部が第1の隙間S1 を通過して第1の放熱部3へ供給される。
請求項(抜粋):
内部に液冷媒を貯留する冷媒室を形成し、この冷媒室を介して対向する二面が略直立した姿勢で使用され、且つ前記対向する二面のうち一方側の表面に発熱体が取り付けられる冷媒槽と、前記冷媒槽の他方側の表面上で前記冷媒室の冷媒液面より上方に組み付けられる一組のヘッダを有し、前記冷媒室で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気を外部流体と熱交換させて放熱する第1の放熱部と、前記冷媒槽の他方側の表面上で前記冷媒室の冷媒液面より下方に組み付けられる一組のヘッダを有し、前記第1の放熱部で液化した凝縮液を外部流体と熱交換させて冷却する第2の放熱部と、前記第1の放熱部及び第2の放熱部の周囲を囲んで、両放熱部に外部流体を導入するダクトとを備え、このダクトを介して外部流体が前記第1の放熱部と第2の放熱部を上下方向に流れる沸騰冷却器であって、前記第1の放熱部と第2の放熱部のうち、外部流体の流れ方向に対して上流側に配置される上流側放熱部は、前記冷媒槽の両側面に沿って上下方向に延びる前記ダクトの側面と、このダクトの側面に対向する前記ヘッダの外側面との間に外部流体が通過できる第1の隙間を有していることを特徴とする沸騰冷却器。
IPC (3件):
H01L 23/427 ,  F28D 15/02 ,  H05K 7/20
FI (3件):
H01L 23/46 A ,  F28D 15/02 M ,  H05K 7/20 Q
Fターム (11件):
5E322AA01 ,  5E322AB01 ,  5E322AB11 ,  5E322DB02 ,  5E322DB06 ,  5E322FA01 ,  5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB05 ,  5F036BB41 ,  5F036BB56

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