特許
J-GLOBAL ID:200903058272998128

ラッカースラッジからの結合材成分の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124769
公開番号(公開出願番号):特開平6-032937
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 絶えず進行する架橋反応の結果として結合剤成分が全く使用しえなくなる前に、ラッカースラッジ中に存在する結合剤成分を有利に処理する方法【構成】 (i) 過剰スプレーを被覆プラントの排空気から、(a)2成分ポリウレタンラッカー中に存在する水もしくはイソシアネート反応性基よりも大きいイソシアネート基に対する反応性を示す化合物を溶解もしくは分散型で含有、(b) 乳化剤を含有しうる水性媒体によって洗浄、(ii)工程(i) で生成したラッカースラッジとしての化学改質された過剰スプレーを、前記水性媒体中に存在させうる凝集剤での処理によって単離、(iii) 充分反応したラッカー成分と凝集剤と水とを含有するラッカースラッジを、必要に応じ水の1部を除去した後に有機溶剤と混合、(iv)工程(iii) で蓄積する有機相を水相および存在しうる不溶性成分から分離、有機相中に溶解した改質有機結合剤成分の溶液を回収する
請求項(抜粋):
溶剤含有の2成分ポリウレタンラッカーまたは溶剤含有の湿分硬化性1成分ポリウレタンラッカーの噴霧に際し過剰スプレーとして蓄積する有機結合材成分を回収かつリサイクルするに際し、(i)過剰スプレーを被覆プラントの排空気から、(a)2成分ポリウレタンラッカー中に存在する水もしくはイソシアネート反応性基よりも大きいイソシアネート基に対する反応性を示す化合物を溶解もしくは分散型で含有し、かつ(b)乳化剤を含有しうる水性媒体によって洗浄し、(ii)工程(i)で生成したラッカースラッジとしての化学改質された過剰スプレーを前記水性媒体中に存在させうる凝集剤での処理によって単離し、(iii)充分反応したラッカー成分と凝集剤と水とを含有するラッカースラッジを、必要に応じ水の1部を除去した後に有機溶剤と混合し、(iv)工程(iii)で蓄積する有機相を水相および存在しうる不溶性成分から分離すると共に、有機相中に溶解した改質結合剤成分の溶液を回収することを特徴とする有機結合剤成分の回収およびリサイクル方法。
IPC (4件):
C08J 11/04 ZAB ,  B29B 17/00 ,  C02F 1/54 ZAB ,  C09D175/04 PHM
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-307411
  • 特開昭58-017890

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