特許
J-GLOBAL ID:200903058273672170

光学活性化合物、それを含有する液晶組成物、それを有する液晶素子、それらを用いた液晶装置及び表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 徳廣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-319499
公開番号(公開出願番号):特開平8-151577
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 スイッチング特性が良好で、低温作動特性が改善され、応答速度の温度依存性の軽減された強誘電性液晶素子を実用できるようにするために効果的な光学活性化合物、これを含む液晶組成物、及び該液晶組成物を使用する液晶素子並びにそれらを用いた表示方法及び液晶装置を提供する。【構成】 (5R)-3-(5-デシルオキシピリミジン-2-イル)-5-オクチル-2-オキサゾリジノン等の光学活性化合物、該光学活性化合物の少なくとも1種を含有する液晶組成物、及び該液晶組成物を1対の電極基板間に配置してなる液晶素子ならびにそれらを用いた表示方法および液晶装置。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で示される光学活性化合物。【化1】[式中、R1 は炭素原子数が2から20である直鎖状、分岐状または環状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは2つ以上の-CH2 -はヘテロ原子が隣接しない条件で-O-、-S-、-CO-、-*CY1Y2-、-CH=CH-、-C≡C-に置き換えられていてもよい。また、該アルキル基中の1つもしくは2つ以上の-CH3 は-CH2F、-CHF2または-CNに置き換えられていてもよい。Y1、Y2 はH、F、CH2F、CHF2 、CF3 、CNまたは炭素原子数が1から5である直鎖状のアルキル基を示す。*Cは不斉炭素原子を示す。)を示す。R2 は炭素原子数が2から20である直鎖状、分岐状または環状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは2つ以上の-CH2-はヘテロ原子が隣接しない条件で-O-、-S-、-CO-、-CH=CH-、-C≡C-に置き換えられていてもよい。)を示す。A1はピリミジン-2,5-ジイル、ピリジン-2,5-ジイル、チオフェン-2,5ジイル、2,6-ナフチレン、チアゾール-2,5-ジイル、チアジアゾール-2,5-ジイル、ピラジン-2,5-ジイル、ピリダジン-3,6-ジイル、ベンゾチアゾール-2,5-ジイル、ベンゾチアゾール-2,6-ジイル,ベンゾオキサゾール-2,5-ジイル、ベンゾオキサゾルー2,6-ジイル、キノキサリン-2,6-ジイルまたはキノリン-2,6ジイル、インダン-2,5-ジイル、2-アルキルインダン-2,5-ジイル、クマラン-2,5-ジイルまたは2-アルキルクマラン-2,5-ジイルを示す。A2はA1、単結合、1,4-フェニレン、1個または2個の置換基を有する1,4-フェニレン、1,4-シクロヘキシレン、1,3-ジオキサン-2,5-ジイルまたは1,3-ジチアン-2,5-ジイルを示す。ここで*は光学活性であることを示し、1,4-フェニレンの置換基はF,Cl,Br,CH3 ,CF3 またはCNであり、2-アルキルインダン-2,5-ジイル及び2-アルキルクマラン-2,5-ジイルのアルキル基は炭素原子数1〜18の直鎖状または分岐状のアルキル基である。]
IPC (11件):
C09K 19/34 ,  C07D263/22 ,  C07D263/24 ,  C07D413/04 213 ,  C07D413/04 215 ,  C07D413/04 239 ,  C07D413/04 241 ,  C07D413/04 333 ,  C07D417/04 263 ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/141

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