特許
J-GLOBAL ID:200903058279963761

多孔質処理剤による有害成分含有物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-193844
公開番号(公開出願番号):特開2000-024614
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物等の被処理物を加熱処理する際、被処理物から発生した有害成分(HCl)にカルシウム系のアルカリ物質を添加して接触反応させ無害な塩化物を生成することは知られているが、塩化物生成効果が不安定で、有害成分を効果的に除去できない。【解決手段】 加熱により分離飛散する気化成分を含有し、且つ有害成分と反応して無害な塩類を生成するアルカリ物質体を、加熱して気化成分をCO2,H2Oとして蒸発飛散させ、穴a、貫通孔bを形成して表面積を増加させた処理剤を得(図3)、これを有害成分(HCl,Cl)と接触反応させて(図4)反応効果を高め、無害な塩化物(NaCl)を効果的に生成することで有害成分を除去する。
請求項(抜粋):
加熱により分離飛散する気化成分を含有し、且つ有害成分と反応して無害な塩類を生成するアルカリ物質体を加熱し、該アルカリ物質体から気化成分を分離除去して表面積が増加した多孔質処理剤となし、該多孔質処理剤を有害成分を含有する被処理物に添加混合して加熱し、被処理物が含有する有害成分を分解析出させ、この析出した有害成分と多孔質処理剤とを接触反応させて有害成分を無害な塩類にすることで排ガスと加熱処理後の残渣を無害化することを特徴とする多孔質処理剤による有害成分含有物の処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B01D 53/68
FI (4件):
B09B 3/00 302 E ,  B01D 53/34 134 A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 H
Fターム (28件):
4D002AA18 ,  4D002AA19 ,  4D002AC04 ,  4D002BA03 ,  4D002BA14 ,  4D002CA01 ,  4D002DA02 ,  4D002DA03 ,  4D002DA16 ,  4D002DA47 ,  4D002DA66 ,  4D002EA06 ,  4D002EA09 ,  4D002EA13 ,  4D002EA14 ,  4D002FA04 ,  4D002FA05 ,  4D002GA01 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB02 ,  4D002GB03 ,  4D002GB06 ,  4D002GB11 ,  4D002GB12 ,  4D002GB20 ,  4D002HA01 ,  4D002HA08

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