特許
J-GLOBAL ID:200903058288993770

古紙を摩砕して造粒する方法とこの方法に使用する造粒装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-093103
公開番号(公開出願番号):特開平9-256289
出願日: 1996年03月23日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 プラスチック等を含んだ古紙を摩砕し造粒できる安価な方法および装置を提供する。【解決手段】 古紙を摩砕シリンダー4と摩砕シリンダーの内側で回転する回転部材5との間の摩砕隙間6に供給し、古紙を自重で落下させると共に、摩砕シリンダー4と回転部材5の何れか又は両方の表面に設けた強制引込凸条9で強制的に移送して紙綿化する。古紙は、上方で深く下部で浅く形成されているガイド溝10に供給され、ガイド溝10の上部に設けられた収納ポケット10Aから下方に移送される。下方に移送される古紙は、強制引込凸条9と摩砕シリンダー4の内面、または回転部材5の外面との間に設けた狭い紙綿化隙間6Aで摩砕して紙綿化される。さらに、摩砕隙間6の下端に設けた狭幅リングスリット6Bで排出量を制限すると共に、摩砕して紙綿化された古紙を排出する。紙綿化された古紙は、パルプ繊維を絡ませて造粒される。
請求項(抜粋):
古紙を摩砕する工程と、摩砕された古紙を粒状に造粒する工程とからなる古紙を摩砕して造粒する方法において、古紙を、摩砕シリンダー(4)と、この摩砕シリンダー(4)の内側で回転する回転部材(5)との間の摩砕隙間(6)に供給し、摩砕隙間(6)において古紙を自重で落下させると共に、回転部材(5)の表面に設けた強制引込凸条(9)で強制的に移送し、摩砕隙間(6)に移送される古紙を、上方で深く下部で浅く形成されているガイド溝(10)に供給し、さらに、摩砕隙間(6)に供給される古紙を、ガイド溝(10)の上部に設けられた収納ポケット(10A)から下方に移送し、下方に移送される古紙を、強制引込凸条(9)と摩砕シリンダー(4)との間に設けた狭い紙綿化隙間(6A)で摩砕して紙綿化し、さらに、摩砕隙間(6)の下端に設けた狭幅リングスリット(6B)で排出量を制限すると共に、摩砕して紙綿化された古紙を排出し、紙綿化された古紙の繊維を絡ませて造粒することを特徴とする古紙を摩砕して造粒する方法。
IPC (5件):
D21B 1/08 ,  B01J 2/00 ,  B02C 2/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (5件):
D21B 1/08 ,  B01J 2/00 A ,  B02C 2/10 A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 301 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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