特許
J-GLOBAL ID:200903058298434540

内燃機関の空燃比学習制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-053519
公開番号(公開出願番号):特開2003-254128
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的とするところはサブフィードバック補正量のなまし値に基づいて学習値を演算するものにおいて頻繁にサブF/B制御が停止されても精度良く学習値を演算することにある。【解決手段】 サブF/B制御が時刻T1において停止されると、図9(c)に示すようにサブF/B補正量なまし値をリセットする。このとき、図9(d)に示すようにサブF/B補正量なまし値を記憶する。そして、燃料カットから復帰し、時刻T3にてサブF/B制御が開始されると、図9(c)に示すサブF/B補正量なまし値の演算値と燃料カット前の記憶値に基づいて燃料カット前後の状態が同等かを判断する。燃料カット前後でエンジン11の状態が同等であると判断したときに、燃料カット前のサブF/B補正量なまし値を反映することができる。従って、頻繁にサブF/B制御が停止されても精度良く学習値を演算することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられ、排出ガスに含まれる有害成分を浄化する触媒コンバータと、前記触媒コンバータの上流側に設けられ、前記触媒コンバータへ流入する排出ガスの空燃比を検出する第1の空燃比センサと、前記触媒コンバータの下流側に設けられ、前記触媒コンバータから排出される排出ガスの空燃比を検出する第2の空燃比センサと、前記第1の空燃比センサの出力に基づいて、前記触媒コンバータの上流側における排出ガスの空燃比を目標空燃比になるように制御するメインフィードバック制御手段と、所定の条件において前記第2の空燃比センサの出力に基づいて、前記触媒コンバータの上流側における排出ガスの目標空燃比を補正するサブフィードバック制御手段と、前記サブフィードバック制御手段により算出される補正量をなまし処理する補正量なまし手段と、前記補正量なまし手段により処理された補正量のなまし値に基づいて、所定の周期で学習する学習手段とを備える内燃機関の空燃比学習制御装置において、前記所定の条件が成立せず前記サブフィードバック制御手段による空燃比の補正が停止されるときに、前記補正量なまし手段によりなまし処理された補正量のなまし値を記憶する記憶手段と、前記所定の条件が成立して前記サブフィードバック制御手段による空燃比の補正が復帰したときに、前記サブフィードバック制御手段による停止前の状態と復帰後の状態とを同等であるか否かを判定する状態判定手段と、前記状態判定手段により前記サブフィードバック制御手段による停止前の状態と復帰後の状態が同等であると判定された場合には、前記記憶手段により記憶されている補正量のなまし値を前記復帰後の補正量のなまし値に反映する反映手段とを備えることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F01N 3/20 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 376
FI (6件):
F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/14 310 F ,  F01N 3/20 R ,  F02D 45/00 340 C ,  F02D 45/00 358 C ,  F02D 45/00 376 A
Fターム (25件):
3G084BA13 ,  3G084DA05 ,  3G084EA08 ,  3G084EB17 ,  3G084FA30 ,  3G091AA02 ,  3G091AB01 ,  3G091BA01 ,  3G091CB02 ,  3G091DB01 ,  3G091DC02 ,  3G091EA01 ,  3G091EA07 ,  3G091EA36 ,  3G091FA05 ,  3G091FA19 ,  3G091FB09 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G301JA11 ,  3G301MA01 ,  3G301ND25 ,  3G301PA01Z ,  3G301PD04Z ,  3G301PE01Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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