特許
J-GLOBAL ID:200903058300607512

異常検出装置付き車両用自動変速機及び車両用自動変速機の異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-044140
公開番号(公開出願番号):特開平8-240263
出願日: 1995年03月03日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、異常検出装置付き車両用自動変速機及び車両用自動変速機の異常検出方法に関し、電磁弁の故障箇所を判定できるようにすることを目的とする。【構成】 変速機2と、人為的に操作されるチェンジレバー機構5と、変速段を切り換えるアクチュエータ3と、複数の電磁弁と、制御手段10と、異常検出装置31をそなえ、複数の電磁弁が、第1系統の電磁弁群と第2系統の電磁弁群とから構成されるとともに、異常検出装置31に、変速段検出手段36と、変速段検出手段36からの情報と電磁弁への制御指令信号とを比較する異常判定手段32と、故障理由判定手段34と、電磁弁群の系統を切り換えるバックアップ電磁弁駆動制御部35を設けるように構成する。
請求項(抜粋):
エンジン回転を変速する変速機と、所望の変速段への切り換えを行なうべく人為的に操作されるチェンジレバー機構と、該変速機の変速段切換要素を駆動して変速段を切り換えるアクチュエータと、該アクチュエータへの作動流体の供給を制御する複数の電磁弁と、該チェンジレバー機構からの信号に基づいて該複数の電磁弁を選択的に作動させて切換制御する制御手段とをそなえるとともに、該電磁弁の異常を検出する異常検出装置をそなえた異常検出装置付き車両用自動変速機において、上記複数の電磁弁が、互いにバックアップ機能を発揮しうる第1系統の電磁弁群と第2系統の電磁弁群とからなり、これらの2つの系統のうちいずれか一方が選択されて使用されるように構成されるとともに、該異常検出装置が、該変速機における実際の変速段の状態を検出する変速段検出手段と、該変速段検出手段からの検出情報と該電磁弁への制御指令信号とを比較して該電磁弁の異常を判定する異常判定手段と、該異常判定手段による異常判定時に、該電磁弁の各端子への印加電圧に基づいて該異常が電気系統の故障によるものか否かを判定する故障理由判定手段とをそなえ、該制御手段に、該故障理由判定手段により電磁弁の故障理由が判定されると、使用する電磁弁群の系統を切り換えるバックアップ電磁弁駆動制御部が設けられていることを特徴とする、異常検出装置付き車両用自動変速機。
IPC (4件):
F16H 61/12 ,  F16H 59/70 ,  F16H 61/28 ,  F16H 59:10
FI (3件):
F16H 61/12 ,  F16H 59/70 ,  F16H 61/28

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