特許
J-GLOBAL ID:200903058303711094

渦流探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226932
公開番号(公開出願番号):特開平8-094586
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 交流磁気飽和によっても被探傷材の全面を探傷し得る渦流探傷装置を提供する。【構成】 ロール材Rの移送域には磁化装置1が配置してあり、磁化装置1の両磁極2a,2b の近傍にはそれぞれ、渦流探傷に係る信号を検出するプローブ4a,4bが配設してある。プローブ4a,4bの検出信号は探傷装置6,7からゲート8,9にそれぞれ入力される。ゲート8,9はゲート信号発生器10から与えられたゲート信号と検出信号とを乗算し、信号処理装置20の位相回路21,22に与える。位相回路21,22は与えられた信号の位相を全て一致させ、その内、プローブ4aに係る信号は遅延回路23に与えられ、遅延時間tだけ遅延されて加算器24に与えられる。加算器24にはプローブ4bに係る信号も与えられており、加算器24は両信号を加算することによって探傷方向に連続する信号を形成する。
請求項(抜粋):
被探傷材の移送域に電磁石が配置してあり、該電磁石に備えられた一対の磁極で前記被探傷材を磁気飽和させ、前記電磁石の近傍に配置した検出コイルで被探傷材の欠陥を渦流探傷する装置において、前記検出コイルは両磁極にそれぞれ配置してあり、前記電磁石を励磁する交流電源の電圧が所定値以上のときにゲート信号を発生するゲート信号発生回路と、前記ゲート信号に基づいて各検出コイルが検出した検出信号をそれぞれ通過させるゲートと、各ゲートの通過信号を入力し、通過信号の位相及びそのタイミングを調整して加算する処理を行う信号処理部とを備えることを特徴とする渦流探傷装置。

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