特許
J-GLOBAL ID:200903058308094328

インバータの並列運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011645
公開番号(公開出願番号):特開平8-205543
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 並列運転を安定に行うことができるインバータの並列運転装置を得る。【構成】 インバータ1の制御回路10内に同期元信号に対応した基準パルスを作成するPLL回路11を設けるとともに、インバータ2の制御回路20内に前記同期元信号に対応した基準パルスを作成するPLL回路21を設け、並列運転開始前に前記制御回路10内のゼロクロス検出回路15からのゼロクロス信号の位相と前記制御回路20内のゼロクロス検出回路25からのゼロクロス信号の位相とを一致させるような位相補正信号を送出し、並列運転開始後は前記位相補正信号を停止する機能を備えた位相補正回路40を有する並列運転制御盤4を設け、前記位相補正信号によってPLL回路11,21の基準パルスを補正する。【効果】 並列運転開始前に位相差を補正しているので、並列運転を安定に行うことができる。
請求項(抜粋):
制御回路を有する複数台のインバータと、これらのインバータの並列運転を制御するための並列運転制御盤とからなるインバータの並列運転装置において、前記制御回路は同期元信号に対応した基準パルスを作成するPLL回路と、この基準パルスに対応した正弦波を作成する正弦波発生回路と、この正弦波に基づいてインバータの電圧波形歪を補正する波形補正信号を作成する波形補正回路と、前記正弦波のゼロクロス信号を作成するゼロクロス検出回路とを有し、前記並列運転制御盤は並列運転開始前に一つのインバータの制御回路内のゼロクロス検出回路からのゼロクロス信号の位相と他のインバータの制御回路内のゼロクロス検出回路からのゼロクロス信号の位相とを一致させるような位相補正信号を送出し、並列運転開始後は前記位相補正信号を停止する機能を備えた位相補正回路を有し、前記波形補正信号によってインバータの電圧波形を確立させるとともに、前記位相補正信号によって前記PLL回路からの基準パルスを補正してインバータの並列運転を行うようにしたことを特徴とするインバータの並列運転装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02J 3/38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-243138
  • 無停電電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-184257   出願人:株式会社東芝

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