特許
J-GLOBAL ID:200903058335632838

通気栓、及び通気栓組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内藤 哲寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-090703
公開番号(公開出願番号):特開2003-287150
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】使用時における耐液圧力が高く、取付時又は使用時に通気栓が損傷されるのを防止することができる通気栓及び通気栓組立体を提供する。【解決手段】水密性と通気性を要求されるケースB1 の取付孔51に取付けられる通気栓組立体Sであって、通気栓組立体Sは、通気栓S0 及び通気栓取付体A並びにキャップ体Cより構成される。通気栓S0 は、略筒状の通気栓本体1の一端面に、通気孔2を閉塞した状態で通気シートKが一体的に接合され、該通気シートKは、通気シート本体4と、これよりも通気性の高い補強通気シート5との積層品であって、通気栓本体1の射出成形時に、加熱された溶融樹脂Rの一部が樹脂の射出圧力Pにより前記通気シート本体4の不規則方向を向く微細通気孔6内に入り込む投錨作用により一体的に接合されている。この状態で、通気栓S0 との間に、その通気孔2と外部とを連通する第1及び第2の各通気路37,39が形成されている。
請求項(抜粋):
水密性と通気性を要求されるケース等の被取付体の一部に、該ケースを内外に貫通して形成された取付孔に取付けられる通気栓であって、前記被取付体に取付けられた状態において、前記取付孔に連通する通気孔を有するように硬質合成樹脂を射出成形して形成された略筒状の通気栓本体と、前記通気栓本体の射出成形時に、その通気孔の形成方向における一端面に、自身の通気孔を閉塞した状態で一体的に接合される通気シートと、から成り、前記通気シートは、その内部にガス及び大気中の水分は透過させるが水滴は透過させない大きさの無数の微細通気孔が不規則方向に形成された通気シート本体と、内部に前記微細通気孔よりも大きい通気間隙を有して前記通気シート本体よりも通気性の高い補強通気シートとの積層品であり、前記通気栓本体と前記通気シートとは、その接合部において、該通気栓本体の射出成形時に、加熱された溶融樹脂の一部が樹脂の射出圧力により前記通気シート本体の微細通気孔内に不規則方向に入り込んで、該微細通気孔内で固化又は硬化することによる投錨作用により一体的に接合されていることを特徴とする通気栓。
IPC (4件):
F16K 24/00 ,  B29C 45/14 ,  B65D 51/16 ,  B29L 31:14
FI (4件):
F16K 24/00 C ,  B29C 45/14 ,  B65D 51/16 A ,  B29L 31:14
Fターム (29件):
3E084AA06 ,  3E084AB10 ,  3E084BA02 ,  3E084BA03 ,  3E084CA01 ,  3E084CC03 ,  3E084DA01 ,  3E084DB11 ,  3E084DC03 ,  3E084EA03 ,  3E084FA09 ,  3E084GA02 ,  3E084GA08 ,  3E084GB02 ,  3E084GB12 ,  3E084KA09 ,  3H055GG09 ,  3H055HH06 ,  3H055JJ16 ,  4F206AD05 ,  4F206AD08 ,  4F206AD20 ,  4F206AH03 ,  4F206AH57 ,  4F206AH81 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JF05 ,  4F206JW50
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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