特許
J-GLOBAL ID:200903058336361404

パルス幅変調制御インバータの制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243844
公開番号(公開出願番号):特開平6-098557
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】アーム短絡を防ぐためにオン遅延時間を設けているオープンループ形インバータの出力電圧の波形歪みや電圧変動を抑制する。【構成】インバータを構成している半導体スイッチ素子をオン・オフ制御する際のアーム短絡防止用オン遅延時間が原因でインバータ出力電圧に誤差を生じる。この誤差電圧を補償する補償量を演算し、電圧指令値にこの補償量演算値を加算した値を新たな電圧指令値としてインバータに与えてインバータ出力電圧の発生誤差を抑制するが、この補償量演算値の極性は出力電流の極性に従うものとする。但し出力電流が零点近傍に在ると電流極性の判別は困難なので、電流が零点近傍に在るときは電圧指令値の極性に従った補償量演算値を電圧指令値に加算して、インバータ出力電圧に生じる誤差を抑制する。
請求項(抜粋):
半導体スイッチ素子でなるアームをブリッジ接続して直流を交流に変換するインバータを構成し、電圧指令信号とキャリア信号との大小関係の比較で得られるパルス幅変調した電圧信号を前記ブリッジ接続の上側アーム素子又は下側アーム素子へ与えて前記インバータを制御する際に、前記上側アーム素子と下側アーム素子との同時オンを防止するオン遅延時間を設けているパルス幅変調制御インバータにおいて、前記インバータの出力電流が正又は負の所定値を越えた場合にこの出力電流の極性を判別する信号を出力する電流極性判別手段と、前記電圧指令信号の極性を判別する信号を出力する電圧極性判別手段と、前記オン遅延時間が原因で当該インバータの出力電圧に生じる誤差電圧を補償する量を演算する第1の補償量演算手段と、この第1補償量演算値の極性を前記電流極性と電圧極性とに対応させて出力する補償量分配手段と、前記電圧指令信号にこの補償量分配手段の出力値を加算した値を新たな電圧指令信号とする加算手段とを備えていることを特徴とするパルス幅変調制御インバータの制御回路。
IPC (2件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/48
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-222499
  • 特開平4-217874
  • 特開平3-164071
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-222499
  • 特開平4-217874
  • 特開平3-164071

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