特許
J-GLOBAL ID:200903058338499160
硫黄含有量の低い銅又は銅合金の溶製方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074520
公開番号(公開出願番号):特開平7-138667
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 スクラップ原料の多用を可能とし、更に硫黄濃度が通常の精錬限界以下の材料を低コストで製造できる銅又は銅合金の溶製プロセスを確立する。【構成】 溶製用原料を溶解して融点又は液相線温度よりも50〜 500°C高い温度にまで昇温した後、その溶湯に" Na2O, Na2CO3又はNaOHの1種以上とそれらの合計量に対する割合が0〜50重量%の量のCaO, CaCO3, Ca(OH)2,MgO,MgCO3 並びにMg(OH)2 の1種以上とを混合して成る脱硫剤”、あるいはこの脱硫剤と“脱硫剤重量の10%未満のカ-ボン粉”との混合物を Na2O,Na2CO3及びNaOHの合計重量が溶湯重量の 0.1〜10%の範囲内となるように添加して保持し、反応後の脱硫剤を除去するか、上記脱硫剤又は脱硫剤混合物の添加時に溶湯の表面を木炭又はカ-ボンを50重量%以上含有する物質で被覆しておくか、あるいは更に原料の溶解及びその後の処理を“カ-ボンを10重量%以上含有する耐火物で築炉された炉又はるつぼ”中で行う。
請求項(抜粋):
銅又は銅合金溶製用原料を溶解して融点又は液相線温度よりも50〜500°C高い温度にまで昇温した後、その溶湯に“ Na2O, Na2CO3又はNaOHの1種以上とそれらの合計量に対する割合が0〜50重量%の量のCaO,CaCO3, Ca(OH)2,MgO,MgCO3 及び Mg(OH)2の1種以上とを混合して成る脱硫剤”を Na2O, Na2CO3 及びNaOHの合計重量が溶湯重量の 0.1〜10%の範囲内となるように添加して保持し、次いで反応後の脱硫剤を除去することを特徴とする、硫黄含有量の低い銅又はCuを60重量%以上含有する銅合金の溶製方法。
IPC (3件):
C22B 15/14
, C22B 9/10 101
, C22C 1/02 503
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭59-059844
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特開昭61-003851
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特開昭59-232241
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